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人間関係はパラレルワールド

人は幼少期から様々なコミュニティに属しており、様々な人と多様な関係を年齢と共に変化しつつ保っている。家族、幼稚園(保育園)、小中高大、職場、部活、習い事、地域ボランティア、研究室、サークル、パートナー…。
自分では、関係性の有無や強弱、距離が四次元空間に存在しているという感覚を持っている。

近づいたり離れたり、交わったり遠ざかったり

例えば、中学時代に交流のあった人の中には今でも連絡を取り合う人も居れば、全く消息を断つ人もいる。複数人で定期的に会う人も居れば、
その中の一人としか会わないこともある。
その人達との距離を任意の座標軸に落としてみると、出会ってきたたくさんの人と、それぞれの関係性を保っているだろう。

友人と一口に言っても、
・距離が近くて分散の小さい人
 (よく連絡を取るけどケンカもせず、旅行などもしない)
・距離が遠くて分散の大きい人
 (たまにしか連絡を取らないけど、そのタイミングでは密なやり取り)
・ご飯を食べに行くだけの人
・学生時代に出会った人
・大人(社会人)になってから出会った人
・遊びにいく人
・旅行にいく人
・お酒を飲む相手 と、各々が役割を持っている。
勿論重複していることもあるし、一つの役割だけで何年も関係を保てることもある。

切り取った瞬間のコミュニティで生きている

平日の大半は仕事をしているため、職場のチームメンバーが近くにいて(最近はテレワーク、フリーアドレスで物理的には遠くなったが)、少し前は別部署のチーム、その前は研究室メンバー、学科の友人達…と、本業に関わる人たちは定期的に入れ替わっていく。不連続なので微分不可。

人間関係はパラレルワールドで、個別では条件付きで微分可能、
チームは微分不可能というところか。

今日の一枚

パラレルワールドのイメージに近い飛行機雲
スイスはクローテンにて。(2018/9)

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