【家庭菜園】#4 自然に潜む数学的観点
ピーマンはフラクタル
フラクタルとは、自己相似性を持つ幾何学的な概念。
よく例に挙げられるものとして、「ロマネスコ」が有名なんじゃないかと思う。自分自身の中に、同じ構造をもっている。
ピーマンの一番花が咲いて束の間、2番、3番目に着いた蕾が開花に近づいてふと、どこかで見たことのある構造ということに気が付いた。
一番花の周りに二番、三番と三角形を描くように蕾がついて、
二番花の周りにも四番、五番と三角形に蕾がついて(三番の方にも六番、七番と蕾がつく)、四番にも八番、九番と蕾がついて…永遠に蕾が付いていくような気がした。(現実的には栄養が無限でないのでどこかで収束する)
全体の様子(葉の数が増えてきた)
拡大(いくつか蕾が付いている)
フラクタル構造の補助線
一番外側の大きい水色の三角、水色の三角の頂点の一つからオレンジの三角、黄色の三角と、相似形を描く。自然に潜む数学は何と美しいことよ。
最近はフラクタル日除けなんてものもあるらしい。身近な幾何学をこれからも探していきたい。
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