ラジオを聴くこと

約20年前に高校卒業と同時に上京・就職した。
なぜその道を選択したのか、当時の自分の脳内をよく思い出せない。

約20年の間に経験を積む中で、大学に行けば良かったなぁとか
あの時グッとこらえて手に職つけてればなぁとか、考えることもある。

高校生の私は、ある服飾系の会社に見学に行った。
パリコレで格好良く歩くモデルさんが着ている洋服を作る会社だ。
その時にアトリエでラジオが流れていて、
それがとても好印象だったのをよく覚えている。
後に先輩になる人が腕にしていたカシオのデータバンク、
それが田舎の高校生にお洒落に見えた。

・ラジオを聴きながら仕事ができる
・カシオのデータバンクをしてるようなお洒落な人と働ける

その時の私にとって、これがメリット
他人の価値観を推し量るのは難しい

その感覚は今でも変わっていないと最近気がついた

今もラジオを聴きながら仕事できる環境に幸せを感じる
ただ仕事に集中してしまって、ラジオの内容が脳内に入るの1割程度・・・すみません、ラジオDJさん。

でもラジオって、ホッとする。
自分が選んだ音楽じゃないのに「好きだなぁ」って曲が流れた時とか
分かる分かる〜って思うリスナーの投稿が読まれた時とか

Def Tech の「My Way」は、ラジオがあったから出会った曲
不思議なくらい心をワクワクドキドキさせられた
(うまく説明できないけど笑)

ラジオもテレビもどんな偉い人の講演も、
一人ひとり、感じ方は違うんだろうなぁと思う

だから人の心っておもしろい。
そして難しい。






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