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Netflixで見たドラマから学んだ「リーダーシップの育て方」。

先週体調を崩していたときに、Netflixでドラマを見ました。

『サバイバー: 60日間の大統領』というドラマで、ある日突然大統領権限代行者に選ばれた主人公が、あらゆる無理難題に立ち向かいながら国家の危機を乗り越えていく話です。

何気なく見始めたドラマだったのですが、想像以上におもしろくて一気に見てしまいました。
最初は戸惑いながらも、徐々にリーダーシップを発揮していく主人公を見ていたら、リーダーシップの育て方みたいなことについて考えるきっかけになったので、今日はそのことについて書いていきたいと思います。

※致命的なネタバレはありませんが、ぼんやりとストーリーには触れると思うので、これからドラマを見る予定がある方はお気をつけください!


判断軸を作る。


このドラマを見て改めて、リーダーが一番最初にすべきことは「(自分自身の)判断軸を作る」ということなのだと気づきました。

リーダーがやるべきことの中でも最も重要なことは「意思決定」だと思うんですね。
私自身もSTAGEで社長という役割をやることになって一番初めにやったことは自分なりの判断軸を作ることでした。

リーダーになると膨大な情報の中から「決める」ことをしていかないといけないと思うのですが、突然リーダーになると、当たり前なのですが決める基準がそもそもないんですね。
私自身もそうでした。
それまでは自分の上司に当たる人がそれをやってくれていたので、決めるためには判断軸が必要だなんて、全く知りませんでした。

判断軸がないままでも、リーダーの役割を担うと決めないといけないことが無限に出てきます。
したがって、一番最初にやらなければいけないことは自分なりの判断軸を作るということなのだと、このドラマを見て改めて痛感しました。

この判断軸というのは、究極的にはどんなものでもいいと思うのですが、どんな形であれ、その人の生き方が出るものだと思っています。
何かを決めるということは、そのまま、自分がどう生きたいのかということに直結するということを、自分がリーダーの役割をするようになって気づきました。

意思決定の繰り返しが自分や未来を作ります。
判断軸を作るということは一番最初にリーダーがやるべきことだと思うのですが、その割に、及ぼす影響がとても大きいので、普段から「自分はどう生きたいのか」ということを考えて行動しないといけないなと思いました。


自己一致の状態を作る。


判断軸を作ることが重要であるとした上で、リーダーは自己一致していることが重要だとも、改めて思いました。
自己一致というのは、ざっくりいうと、「自分自身が感じていることや考えていることと、言動や態度が一致していること」を指します。
言行一致のもう少し手前の話だと思います。

ドラマの中で、主人公は疑問に思ったことは素直に聞き、戸惑っているときはそういう顔をするんですね。
当然リーダーであれば、状況に応じて自分の感情とは関係なく演じないといけない場面もあるとは思いますが、基本のスタンスとして自己一致していることは、メンバーに安心感を与える上でとても重要だと思っています。

自己一致していないと、自分自身が自分を信じられなくなり自己欺瞞に陥りやすくなりますし、自己欺瞞の状態だとメンバーはついてきてくれなくなります。

自分のことは想像以上に周りに伝わってしまうものです。
感情や考えと言動や態度、行動が一致していないことも、当然伝わってしまうと思います。
それが伝わってしまうとメンバーからの信頼を得られなくなり、チームを率いることができなくなります。
したがって、自己一致していることはとても重要だと思いました。

自己一致するためにどうするといいかということについては、下記のnoteに書いたのでぜひ見てもらえると嬉しいです。


性善説で生きる。


これは賛否両論あると思うのですが、私が理想とするリーダー像として「性善説」は大事にしたいと思っています。
(ドラマの主人公も、性善説で生きる人でした)

基本方針として、まず目の前の人を信じたいということです。

私はスタメンという会社で数年間TUNAGというサービスに関わっていて、企業のエンゲージメントを高める支援をしてきました。
(エンゲージメントとは、「会社と従業員、従業員同士の相互の信頼関係」を指します)
そのときにずっと「信頼関係はどうやったら構築されるのか」ということを考えていたんですね。

行き着いた結論は「まず、自分が相手を信じる」ということでした。
「相手が信じてくれたら自分も信じる」というスタンスに陥りそうになるときもあったのですが、それってそもそも信頼関係を構築する態度じゃないと思ったんですね。

「相手がどうであれ、自分が相手を信じること。」
それが信頼関係の出発点なのだと感じます。

私が理想とするリーダーは、そういうリーダーだと思うので、リーダーシップを育てるうえでは性善説で生きることがすごく重要だと感じました。


ドラマを見て改めて、自分はリーダーとして、まだまだやらないといけないことがたくさんあるなと感じました。
自分が理想とするリーダーになれるように、日々精進していきたいと思います。




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