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「できない自分」を乗り越える、逆上がり理論。
私は大学時代に哲学を学んでいました(唐突)
馴染みのない人が大半だと思いますが、皆さんは哲学がどういうものかを知っていますか?
ちなみに私はあまりわかってないのですが(笑)、調べてみたらこんな感じでした。
てつ‐がく【哲学】の解説
1 世界・人生などの根本原理を追求する学問。
古代ギリシャでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。
2 各人の経験に基づく人生観や世界観。
また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての—をもつ」「人生—」
…わかるようで、よく、わからないですね…。
哲学がそもそもどういうものなのかということを話し始めると長くなってしばらく寝られなくなってしまうので(加えて私もそれについては完全に言語化できるほどわかっていないので)、簡単にまとめると、「物事の根本となる部分を問いただす学問」です。
当たり前だと思われていることについて「本当にそうなのか?」と考えてみたり、生きることや死ぬことについて考えたり、回答が得られないような悩みや苦悩について考えたりします。
私は高校1年生のときに「倫理」という授業の中で少しだけ哲学に触れた瞬間から、あまりにおもしろすぎて体に電気が走ったように衝撃を受け、それ以来、大好きな学問になりました。
(「倫理」の授業を初めて受けたあとすぐの高校1年生の夏に、「大学では絶対に哲学を学ぶ」と思ってすぐに大学と学部を決めましたし(※ちなみに無事合格しました)、今でも大好きすぎてたまに哲学の本を買ってしまいます)
哲学の数々の理論や主張に、未だに励まされて生きているのですが、その中でも皆さんにおすすめしたい内容があるので今日はそのことについて書きます。
(前置きが長くなりました)
『逆上がりはどうやったらできるようになるのか。』
突然ですが、皆さんは逆上がりができますか?
出来る方はどのようにして逆上がりができるようになったのか、覚えていますか?
逆上がりができない方は自転車でも縄跳びでも竹馬でもけん玉でも一輪車でも何でも良いです。
それらができるようになったときのことを、思い出してみてください。
実は逆上がりは、逆上がりをやることでしかできるようにならないんです。
言っている意味がわからない方もいると思うのですが(笑)、逆上がりというのは大抵の人は最初やろうと思っても、当たり前ですができないんですね。
練習を積み重ねることで最終的にできるようになるのですが、どうやったらできるようになるかというと、逆上がりをすることでしかできるようにならないんです。
最初できないんですけど、何回もやっていくうちに、体重移動の仕方とか、鉄棒への体の近さとか、勢いの付け方を改善していくことで、最初ようやく1回だけ回れるようになります。
そのあとまたできなくて何回も失敗して、できなくても何度も何度もやっていたら、またたまに1回だけ回れる。
そのあとまた失敗して、2回連続で回れるようになって、でもまた失敗する。
そうやってだんだん出来る確率が上がっていって、最終的にコツを掴むことで、失敗せずに出来るようになります。
当たり前のことを言っているようだし、言っていることがわかるようでわからないかもしれませんが、「できないことがあっても、それをやることでしかできるようにならない」ということをこの話は伝えています。
ここで皆さんに聞きたいのですが、今できないけどできるようになりたいことがあるときに、それをやろうとしていますか?
できないことを、できないという理由で諦めてはいないでしょうか?
「できないことがあっても、それをやることでしかできるようにならない」というこの話が私は本当に大好きすぎて、今ではできないことがあったときに「これできないな〜。できないからやってみよう!」という気持ちになります。
不思議ですよね、できないのに、やろうとするなんて。
でも不思議に思うのって多分私達が大人になりすぎているからだと思うんです。
大人になればなるほど、現実を知る機会が多いですし、自分の限界もだんだんわかってきて、「自分には才能がないかもしれない」と気が付いて絶望したり、できない自分がかっこ悪くて恥ずかしくて、できない自分そのものを遠ざけたくなったりします。
しかし今より成長したい、何かできるようにしたいと思ったら、できないことをやり続けることでしかできるようにならないのです。
私は何かができなくて、諦めようとすることがあるたびに、この話を思い出します。
できないことはやらない理由にならない、できるようにしたいならそれをやり続けるしかありません。
4月から3ヶ月経って、新しい環境に移った人が壁にぶち当たったり、そうでない人も季節の変わり目で気分が落ち込みやすい時期なのかな、と思います。
できないことがあるということは、できるようになるためのスタートラインに立ったということです。
できないこともやったらきっとできます。
人生は今日が一番若いので、一歩踏み出したいと思っている人の背中を押せたら良いなと思って書きました。
私は今日も、できないことをやってみるので、よかったら一緒にやってみませんか?
私から直接ことばで背中を押してほしい方がいましたら、ぜひ以下よりお問い合わせください。(急な宣伝)
お待ちしております!
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