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思い返しの自転車

最近、いいねをしてくれた人がどうもMTBだかBMXだかをやりたいと書いていて「ああ、俺もそんな頃があった」というお話を今日はします。


特に話すことがないと言ってしまうとこれで終わってしまうのだが13~20歳くらいまでBMXをやっていた。当時小学生にしてインターネットに浸かっていたという危ない人間だったのだがある日
「自転車でウィリーとかできるのではないだろうか?」
と疑問に思いやってみたところ意外とできたためどんどんとチャリ遊びにハマってしまった。そして冬が明けた頃お年玉をほぼ全て使い果たしてBMXを買った。親としてもインターネットに浸かる中学生を見るよりかは自転車に乗って遊んでいる中学生を見るほうがいいのかもしれなかったからか反対はされなかった。

そして地元のBMXをやっている大人たちに単身乗り込み、部活に入っていないながらも部活をやっている同級生よりも人付き合いとかを学んだりもしていた。単に自転車だけではなくその集団の中での自分の立ち位置とか態度とかもすごく学んだと思う。

しかしBMXというと自転車スポーツというよりもスケートボードなどのエクストリームスポーツとしての側面が強く、今現在オリンピックで競技種目となっていてクリーンなものとなりつつも当時はまだアングラな雰囲気があった。そうなるとなんだか胡散臭い連中がどっかから現れたりしてしまいにはDJ機器でなんか意味不明な音楽を流しだしたりする。

俺はその集団どころかBMXそのものから離れていった。


その後バイクの免許を取ったり固定ギアにハマったりしているうちに椎間板ヘルニアになったりとなかなかBMXに乗るのが厳しい状態になってしまった。

次にBMXに乗るのはいつになるだろうか。