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(夢)日記は(ノン)ノンフィクション

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最近の記事

(夢)日記 第六夜

透明な球体を渡された。大きさは小学校のドッヂボールくらいで、重量の頼りなさや表面の粘りけは、駄菓子屋で売っていた独特の臭いがするビニールバルーン(細く固いストローで息を吹き込んで膨らませるシャボン玉のようなもの)に近い。ただ、内側からの張りはそれなりにある。 中の気体がなにか、割らずに調べろと言う。少なくとも中身を取り出さなければ無理だと思う。割るなと言う。早くしろという。割るなと言う。一体何故そんなこともできないんだと言う。目的は?もう一つないのか?例えば穴を開けたとして

    • (夢)日記 第五夜

      1.浅いプールを乗り物に乗って進む。いるかが泳いでいる。 忘れ物をして取りに戻ると大きな船になっていて出発してしまった。海にはクジラがいる。 2.寝惚けているときによくある、観念が具現化されている状態。 居場所がない状態を記憶で解決するということ。 3.ジュラシックパークの映画はいつも寝てしまい最後まで観れたことはないが舞台としてよく登場する。自分が入って観察するための透明な水槽を作る。一人分の2000ドルかかったが研究費で一部屋分も作れるだろう。巻貝の羊の眼ががこちらを

      • (夢)日記 第四夜

        かなりの大所帯で焼き肉屋に行ったら、このご時世ですので、とのことで入場制限がかかり、自分だけあぶれて、そのままLO時間となってしまった。地下に下るみたいな階段(コンクリ打ちっぱなしでフライヤーが壁に沢山貼ってある、ライブハウスの入り口みたいな階段)を登ると、青空市場で一見野菜のような小動物が売られていた。空が眩しくて目をつむっている間だけ指を噛まれていた。ボンバーマンのゲームが置いてあって、得意なつもりだったが、コントローラーが64の『山』の形で真ん中についてるスティックでの

        • (夢)日記 第三夜

          明け方に震度3~4くらいの地震があり、揺れていることは判るのだがどうにも眠くて目を開けられない。自分のベッドの左側の空間は交通事故で病院に入院していたときの弟と同じ空間で、左腕だけ伸ばして揺り起こしたいのだがどこなら触れて良いのかが判らない。しかし左手が届く範囲も限られているので、そこをさすってみるが、モゴモゴ言うだけで起きない。瞼が重くて開かない。窓の外遥か下の道ではこれから段ボール二箱分の何かを誰かが買いに行くのに自転車に跨ったので、持ち帰れないんじゃないかと心配した。

        (夢)日記 第六夜

          (夢)日記 第二昼

          精神が崖のカドの土を削り落とす音が聴こえたので、落っこちる前に散歩に出かけた。人手は、思ったよりは多かったが、少なかった。エディンバラの朝5時。人生で最も幸福な孤独。全ての店は閉まっていたが、今まで気にしたことのない素敵なお店を沢山見つけた。閉まっているから魅力的に見えるのか? 海まで出ると、普段とあまり変わらない賑わい(または賑わわなさ)だった。『海はね~深くてな~落ちたらな~ねりてんとまりしてまってん』と、度の強い眼鏡をかけた兄弟の、弟の方が一生懸命話しているのを聞き取

          (夢)日記 第二昼

          (夢)日記 第一夜

          僕は拾い集めた部品をレシピに忠実に組み上げて手榴弾を作ろうとしていた。「飯にしよう。」と現地の人に連れられて屋台に行った。前の客に倣って肉の刺さった串は自分で選び、生地に挟む。衛生面と、”へた”を掴まされないようにする、という意味があるものと僕は理解した。仕上げにいかにも辛そうなソースがかけられ止める間もなかったが、特に味はしなかった。 斧で右脚を切られた。膝からかかとまでの真ん中を、水平に、綺麗に、一撃で切られた。断面図の作画はドロヘドロだった。白黒のカイマンの頸椎。大慌

          (夢)日記 第一夜