合唱と強制

友人が好きだと言うウィーン少年合唱団の合唱を聴いてみた。

初めて自分の意思で聞こうという意思を持って対峙したけど、

なんて美しい声なんだろうと驚いた。

今までの人生を無駄にしてたー、ではなく

これからが豊かになりそう!!


なんで今まで聞いたことが無かったのかを考えたら

合唱そのものが苦手だったことを思い出した。

通っていた中学で6月頃に合唱コンクールがあり、

個人の意思を問われることなく

朝礼の前に強制練習を毎日させられた。

歌いたくない人間を、成績もつけない分野で

無理やり朝早く登校させるその強制力から

合唱そのものが人生にとって

不快なものになっていたのだとよく分かった。

どうせ私みたいに口パクだけで無意味に立ってる人もいるくらいなら、

自主性に任せるべきだなとよく分かった、

卒業してかなりの時間が経つけど

今この時期になってようやく幼い頃の不快感から

脱却しつつあることに気付くことができました。

歌いたいと思って声を出す男の子達の美声は

心を癒しますね。

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