見出し画像

知識創造理論:イノベーション×コミュニティ

こんにちは。HRDX & Co. 代表の ノノミヤ チヒロです。

one japanさんのempowerプログラムのDay4で、知識創造理論(SECIモデル、場、実践知リーダーシップなど)を学びました。資料自体は共有NGなので、以下、コミュニティ内にポストした感想をここに記します。


----------
Day4、ありがとうございます。

私の信条が「デジタル×ヒトのチカラで未来を変える!」なのですが、
デジタル=形式知、ナレッジ・マネジメント
ヒトのチカラ=暗黙知、ナレッジ・ベースド・マネジメント
と整理するとしっくりきました。

よく、AI時代には人の創造性が重要と言われますが、古き良き時代の人間性へのノスタルジーで語るのではなく、SECIモデルや、実践知リーダーシップなど、理論的・体系的な背景を抑えることが重要だと思いました。

伝統的な、方針管理・目標管理・品質管理・ウォーターフォール型のPJ管理などは、勝ちパターンの形式知を深化させるには有効だけど、創造性を発揮するには、あえて勝ちパターンから外れた探索が重要なんだなと、探索における創造性の源泉が暗黙知なんだと、両利きの経営との対比で考えてみました。

それがわかっていても、一度、既存のやり方で成功体験を積むと、あえて勝ちパターンから外れた探索するのが難しいんですよね(いわゆる、イノベーションのジレンマですね・・・)

以下、学びとアクションです。

①講義の学び

ゴール:暗黙知を言語化(する方法を学ぶ)
    SECIモデルをコミュニティの活性化に活用(する方法を学ぶ)

ルール:思い込みを外す。常識をワキに置いてみる。
    積極的な傾聴
    「いま・ここ」を大切に

ナレッジ・マネジメント
 知識移転 モノ 言語化できる  データベースで管理

ナレッジ・ベースド・マネジメント
 知識創造 コト 言語化しにくい 知識創造のプロセスやしくみを創る

氷山のメタファー
暗黙知はすべての知識の基盤。暗黙知の中にこそ、創造性のヒントがある。
失敗を共有することで、暗黙知の質と量を増やす。そのための場。

知の生態系:すべてのイノベーションはオープンでソーシャル
 →一般的な組織は、クローズドでローカルなので、真逆だと思った。

リーダーシップの基本3原則
 (1)率先垂範
 (2)環境整備・同僚支援
 (3)目標設定・目標共有
  →孤立しがちな孤軍奮闘のリーダーシップに陥るのは、(1)しかできてないからだと気づいた!!

実践知リーダーシップ
 暗黙知(≒craft)・形式知(≒science)・実践知(≒art)
  →デジタル化が進むと、データベースやインターネット上の情報の多くは形式知(≒science)なので、暗黙知(≒craft)・実践知(≒art)がますます重要だと気づいた!!

実践知リーダーシップの6能力 (かっこ内は、両利きの経営との対比で、追記しました。)
(1) 「善い」目的をつくる  (共通)
(2) 現実を直観する     (深化)
(3) 場をつくる       (探索)
(4) 直観の本質を物語る   (探索)
(5) 物語を実現する政治力  (深化)
(6) 実践知を組織する    (共通)

ナラティブ、物語り、Hero's Journey
ミドル・アップ・ダウン
未来志向、バックキャスティング
0→1(人間)、1→9(機械)、9→10(人間)
鳥の目(全体)、虫の目(部分)、魚の目(流れ)

②アクション
社内コミュニティが増えてきたので、複数のコミュニティで連携して、お互いの暗黙知を共有して、知の生態系を創る!!
----------

学んだことを、組織の内外で実践して、「デジタル×ヒトのチカラで未来を変える!」という信条を、これからも推進していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

HRDX & Co. 代表 ノノミヤ チヒロ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?