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ルーティンがめちゃ大切なんやでっ

どうも、おはこんばんちは、へるどっくすです。


世界標準の経営理論

デロイトのニュースが気になりまして、ダイヤモンドオンラインの有料会員になってしまいました。でもそれだけでは元は取れないので、気になる記事は全部読んでやろうという乞食根性で、それはもう数多くの記事を拝見させていただきました。

その中でも特に良かったのが入山先生の『世界標準の経営理論』という超分厚い本のエッセンスを動画にした記事。この本は興味があって買ってあったんですけど、分厚過ぎて積読していた本でした。

ちなみに上記のリンク先であるflierは本の要約サービスで有名で、私も昔有料会員として利用させていただいていたんですが、書籍のエッセンスを数分で吸収できますし、コミュニティがサイト内にあったりして、当時はとてもお世話になりました。

まぁそれはさておき、そんな世界標準の経営理論。エッセンスの動画が30本くらいあったような気がするんですが、全て拝聴させていただいて、行きついたのは経営で最も重要なのは行動規範ということでした。

これを2つの理論に基づいて(超簡単に)紹介させていただきます。

ダイナミックケイパビリティ理論

起業は、様々なリソースを組み合わせて、外部環境(事業機会、顧客変化、競合)にどう働きかけていくのか、ということが重要なわけです。

その中でも、ひと昔前までは、一度競争優位性を作ってしまえば、それが永劫続くような、そんな世の中でした。

それが、昨今は変わってきていて、一度競争優位性を作っても、VUCAの時代で、直ぐにその競争優位性は失われていく。だからこそ、会社として新たな競争優位性を作っていく。そうした一時的な競争優位性を持続させていく企業こそが、今は強いんだ、という理論(話)ですね。そしてそれは、様々なリソースの組み合わせを変えていくことで成されるという意味で、ダイナミック(組み合わせていく)ケイパビリティ(色々なリソースを)、と言う様です。

そしてそのダイナミックケイパビリティ理論。大きく分けるとティース型とアイゼンハート型があるそうで。

ティース型は経営陣が外部環境の変化を捉えてリソースを組み直して事業機会を得る、という考え方。

アイゼンハート型は組織が常に変化できるようなルーティンを持っている、という考え方。

私はどちらも必要なんじゃないの?と思っておりますが、経営陣だろうが組織だろうが、変化するというルーティンが大事ということに変わりはなく、それが結局のところ行動規範ということなんじゃないかということです。

認知心理学ベースの進化論

この、認知心理学ベースでの進化論っていうものがそもそもなんなの?というところは、私自身納得し切れていない部分もあり、今回は割愛させていただきますが(気になる方は入山先生の『世界標準の経営理論』を読んでみてください)、この理?論で何が言いたいかというと、自分を成長させないルーティンだとそのまま停滞してしまうということで、それは組織も同じだということ。イノベーションさせないルーティンだとそのまま停滞するということ。

例えば、変化の起きていない会社で、社長が会社の組織を変えるための新しい施策は企画しても変わらない。それは当たり前で、行動に移されないから。変化が重要なら、それがルーティン化されていないといけない。すなわち行動規範なり、組織文化/カルチャーなり。

行動規範

ということで、確かに行動規範は経営にとって凄く重要な要素だよなぁ、ということになるわけです。そんなところから刺激されて、行動規範をベースとした人事戦略というかあるべき像というか、みたいなところまで作ることができました。

行動規範をベースとした各人事機能の目指すべき姿と問題解決の事例

ということで今回はここまでですが、今後も行動規範については頭の片隅に置いて色々と考えていきたいと思います。

それではまた。

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