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非掲載求人続出!?12月10日からIndeedの求人原稿に禁止ワードが追加される!

こんにちは!HRチャンネル、そしてIndeedシルバーパートナー代理店の澤田です!Indeedで原稿内に「ある文言」が入っていると、掲載中の原稿が12/10から非掲載になる!ということが先日通達されました。その解説と対処方法についてお話します。

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Indeedからの通達について

今回、各代理店にこんなメールが届きました。

この度、特定文言の記載されている求人を非掲載とすることが決まりました。
全国求人情報協会に所属する求人媒体各社でも対応されていることではございますが、労働施策総合推進法 に基づく年齢や国籍制限の禁止、労働基準法に基づく最低賃金を下回る完全歩合制の禁止を根拠とし、ご確認ならびにご対応依頼のご連絡をさせていただきました。
以下詳細をご確認くださいませ。

[ご対応依頼]
ご掲載中求人内における特定文言の削除・修正のご依頼。

[特定文言]
□ 年齢制限:"XXX歓迎" のように特定の年齢や特定の年齢域を想像し優遇または排除を想像をさせる文言。
例:20代歓迎、若手歓迎、ミドル歓迎など。
□ 国籍制限:外国人歓迎、日本人歓迎、等。
□ 直接雇用での完全歩合制:完全歩合制、又はその選択肢を含む求人。

[影響]
上記に該当する求人、または該当とみなす求人を12/10/2020以降随時非掲載といたします。
尚、本件につきまして、非掲載該当求人の特定のご依頼をIndeedではお受け出来ません。


具体的に周知されているのは、この部分ですね。

[特定文言]
□ 年齢制限:"XXX歓迎" のように特定の年齢や特定の年齢域を想像し優遇または排除を想像をさせる文言。
例:20代歓迎、若手歓迎、ミドル歓迎など。
□ 国籍制限:外国人歓迎、日本人歓迎、等。
□ 直接雇用での完全歩合制:完全歩合制、又はその選択肢を含む求人。

3つ目の「直接雇用での完全歩合制」は一部かもしれないのですが、特に年齢制限について書いている求人原稿は多いのではないでしょうか。

ちなみに若い人を歓迎するような文言だけでなく、ミドル・中高年歓迎もNGになり、とにかく年齢や国籍を優遇・排除するような表記はNGとなります。


では、次はこういった原稿に対してどういう対処がされるか?というと…

[影響]
上記に該当する求人、または該当とみなす求人を12/10/2020以降随時非掲載といたします。
尚、本件につきまして、非掲載該当求人の特定のご依頼をIndeedではお受け出来ません。

12月10日以降、随時非掲載となります!

さらにIndeedでは非掲載該当求人の特定の依頼は受けない、とありますので、しれっといつの間にか勝手に消えている、ということになります。

「そもそも法律で定められているのでこういう表記はしてない」ということが前提ではありますが、意図せずそういう記載をしているかもしれません。

がっつり多くの案件が非掲載になってしまうとたまらないと思うので、この対策方法について考えていきたいと思います。

対策方法について

今回の変更の対策としては、言うまでもなく原稿から年齢や国籍に関係する歓迎ワードを消すしかありません。

ただ、キーワードを全部消すと効果に影響がでるかもしれないので、現時点では「歓迎」を「活躍中」に変えて頂くのが良いと思います

20代歓迎 → 20代活躍中
中高年歓迎 → 中高年活躍中
シニア歓迎 → シニア活躍中

活躍中という言葉に関しては、事実の話をしているだけなので問題ないということです。ただ、実際に活躍していないのに「活躍中」と書くと、これは問題だと思いますので、できる限り実態と差異が無いような書き方を心がけましょう。

他に気を付けるべきキーワードについて

最近、非掲載になる求人案件がちらほらでてきています。
他にも気を付けてほしい内容は、性別に関する訴求方法です。

「男性歓迎」「女性歓迎」など、これらの表現は、男女雇用機会均等法で「事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない」と定められており、これに抵触します。

Indeedでも非掲載対象になるようなので、できるだけ使わないようにするか、実際に働いている人がいるのであれば、「活躍中」という文言に直しましょう。

ただし、例えば介護職で女性を入浴させないといけない等、女性である必要がある求人はこの限りではありません。

なぜ男性なのか、なぜ女性なのかという理由があれば、また別の話になってくると思いますので、そういうケースの場合は、直接代理店もしくはIndeedの担当者様にご相談頂くのが良いと思います。



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