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☆8.コミュニケーション'苦手'、、、です!

組織で仕事をしていると人との関わりを無視できません。ですからコミュニケーションは、全ての人にとって重要なスキルの一つとなります。コミュニケーションと言っても、挨拶から始まり、立ち話、キャチアップミーティング、会議、プレゼンテーションなど色々あります。しかも、パホーマンスレビューや次年度のゴール目標、給与の交渉など、1対1の話し合いも複数想定できます。あるいは、メールやビデオでのやり取り、顔色/様子を見るだけ、とか、ネガティブな話し合いをしなくてはいけないという局面もあると思います。それでは、苦手だと思っている人は、どうすれば良いのでしょうか?苦手なものを好きになるのは難しいかもしれませんが、簡単なポイントを提案したいと思います。

そもそも苦手と思っている人に、トレーニングをしても苦手意識からは脱却できません。私もHRでコミュニケーションのスキルはかなり長けていると思います、例えば、誰とでも会話をする事、会話をしなくても行動から人の置かれた状況を把握する事ができます。ですが、唯一、苦手意識があるのが人前でのプレゼンテーションです。当然、トレーニングも沢山受けさせて頂きましたが、やはり好きにはなれませんし、他のコミュニケーション手段と比較すると苦手意識はあります。ただ、プレゼンテーションは、その他のコミュニケーションと大きな違いがあるのです。それは、一方的に話し手になる、、、というところです。これがキーワードです。ですので、逆に、プレゼンテーションは、得意なんですけど。という人もいると思います。以下では、プレゼンテーションなどの一方的に話し手になるコミュニケーションは、含まないものとします。

コミュニケーションには、話し手(アクションを起こす側)と聴き手(アクションを受ける側)が必要で、日常のコミュニケーションは、この役割を交代しながら行います。話し手は、人に物事や自分の考えを聴き手に正しく伝えるスキルが必要です。聴き手は、話し手の伝えたい内容や考え方を正しく聴いて判断するスキルが必要です。

まず話し手の、話をするスキルですが、ビジネスの様々な局面によって話す方法を変えると良いと思います。ポイントは、(日本語の場合) 1. ポジティブな話をしている時は、熟語、洗練されている言葉、専門用語を適材適所に使うと効果的です。2.ネガティブな話をしている時は、簡単な単語、誰でもが知っている言葉、専門用語をできるだけ使わないのが効果的です。時間をかけて説明する事を勧めます。次に聴き手の話を聴くスキル(傾聴スキル)ですが、聴き手に聴くスキルがないと会話が成立しないだけでなく、話の要点を間違えて判断/理解してしまったり、話し手の話を途中で止めてしまいます。そうすると、話し手が聞き手と話をしなくなったり、話が違って伝わったり、不協和音が起こったりで、話し手に不快な思いをさせ、結果として仕事がスムーズに進まなくなります。(少し横道にそれますが、家族又は友人と話をする時に、無言で無表情で話を傾聴してみてください。その後、話し手に違和感があったか聞いてみてください。)聴き手のスキルとは、話を聴いて、要点を正しく判断するだけでなく、顔の表情、姿勢、態度なども含めて言います。ポイントは、1.話は、話し手が話し終わるまで黙って聴く、但し話の合間に「なるほど」と相槌の言葉を入れる。「良くわかります」の言葉は言いたくなりますが、タブーです。2.話を自分流に理解しない。話し手が使った言葉/話をそのまま使用する。3.正面で話を聴き、話しての眼/顔を見て表情を確認する。又身体を斜めに向けたり、背もたれにのけぞったりしない。但し、少し前のめりになるのは悪くないです。4.話し手の話がひと段落し、話を切り出すときは、「話をしても良いですか?」と聞いてから話し始めると効果的です。

以上の様な話し手(アクションを起こす側)と聴き手(アクションを受け止める側)の心構えに気づかいながらコミュニケーションを取る事を提案します。苦手意識はあるかもしれませんが効果的に仕事を進める事ができると思います。






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