9/9にする話じゃないが

今日気がついた。
嵐の「A・RA・SHI」とポルノグラフィティの「アポロ」
の共通点に。

まず、2組とも1999年秋デビュー組だ。
年齢は最高で9歳離れているので年は近くない。
だが当時ポルノが24か25、嵐は16〜18、嵐と同じ世代の人にとってポルノは青春の曲なんだろうなぁというような歳の差だ。
今でいうKing Gnu的な感じかな。10代に人気的な。
音楽番組で一緒に写ったことはあるが、がっつり共演したところを私は見たことがない。
ぜひ、嵐さんが休みに入る前に、vs嵐か嵐にしやがれにポルノさん出てくださいお願いしますアミューズさん。

まぁ雑談はこの辺にして、1999年秋といえば、ノストラダムスの大予言とかで週末が近いだの、2000年問題だの、とにかく暗い世の中だった。
(まぁ私自身若すぎなのでその時のことはよく覚えていないけど)日本だけを見ても、バブルが終わったり、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、とにかく本当に世界終わっちゃうんじゃないかくらい90年代はちょっと暗黒時代だったんじゃないかと思う。

そんな2000年に向かっていくだけの時代、この曲たちは生まれた。

アポロとA・RA・SHIこの2曲では共通の言葉が使われている。夢と愛だ。

大統領の名前なんてさ覚えてなくてもねいいけれど
せめて自分の信じてた夢くらいはどうにか覚えていて
                             アポロ
やるだけやるけどいいでしょ?
夢だけ持ったっていいでしょ?
                          A・RA・SHI

僕らはこの街がまだジャングルだった頃から
変わらない愛のカタチ探してる
                           アポロ
ボクらはいつも探してる
でっかい愛とか希望探してる
                         A・RA・SHI

デビュー曲ってある意味「我々こういうものです、こんな音楽やらしてもらいます」という所信表明や自己紹介のようなもので、そんな彼らのデビュー曲がどちらも、愛を探しているし、夢だけは覚えていてと言う。
ちょっと言い過ぎなのかもしれないが、暗く、混沌としていたであろう99年に現れた、最後の一筋の希望の光のように見えた。

あれから21年と言う月日が経ったが、嵐もポルノもファンに多くの夢と愛を届けてくれているのは間違いない。


本当に良いアーティストになったなぁ・・・(ババァかよ)