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大学生団体紹介①苗ぷろ。さん

こんにちは。Hatch Healthcare株式会社インターン生の谷村です。

今回から、性教育や女性のウェルネスに力を入れている団体そご紹介する連載をスタートします!

記念すべき第一回は、津田塾大学総合政策学部の「苗ぷろ。」さんです。
先日ウェビナーを一緒に開催した、副代表の大島さんにインタビューさせていただきました。

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写真:苗ぷろ。副代表 大島さん

大島さんはもともとNPOの活動を通してジェンダーに関心をもっていたことから性教育に取り組んできました。
大学に入ってからは女子大学ならではか、ジェンダー関連や女性のキャリアなどをしっかり教えてもらっているそうです。

今日はそんな大島さんから、「苗ぷろ。」が作られた経緯、普段の活動についてや、皆さんへのメッセージをいただきました。

心も身体も健康になることで、人生の選択肢を増やしたい

--苗ぷろ。が作られた経緯や、目標としていることについて教えてください。

苗ぷろ。は、代表が子宮系の病気を抱えたときに、「大学生は病気や健康のことについてあまり関心を持っていない」ということに気づき、
女子大生に向けてウェルネス向上のための情報発信をしていきたい」という思いからスタートしました。

人生の中で、結婚や出産といった、女性が人生の選択をするタイミングって意外に多いですよね。

例えば、子宮系の病気のことを早めに対策しておけば、妊娠、出産のときにリスクが減らせる、というように、ウェルネスを考慮することで自分の選択を増やすことができます。

私たちは、心も身体も健康になることで、人生の選択肢を増やすことを目標に活動しています。

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写真:苗ぷろ。代表 江連さん

多種多様な活動に21人で取り組む

--苗ぷろ。の活動について詳しく教えてください。

私たちは複数の部門に分かれ、それぞれで活動を行っています。中には部門を掛け持ちする人もいます。私たちは特に大学を絞っているわけではないので、中には美大生や医大生、助産師の専門学生のメンバーもいるんです!

🌱ヘルスケア部門:生理、子宮頸がん、病気、フェムテックなど女性の身体の健康について扱っており、企業の方とコラボしてイベントを開催したり、苗ぷろ。のサイト「Pando」で記事を投稿したりしています。

ちなみに私は、月経カップについてレポートする記事連載をしています!
便利って聞くけど使いづらいともいわれる月経カップについて実際に苗ぷろ。から資金を出してもらって、使用感をレポートしています。

🌱広報部門:毎週テーマを出して、記事の土台をつくり、デザインにも凝りながら美大生・医大生にも力を借りつつTwitterInstagramPandoの投稿を行っています。

🌱べジライフ部門:大学生は食生活が偏りがちという問題意識から、野菜がとれるような安くて簡単なレシピを発信したり、企業とコラボして課題解決の方法について検討したりもしています。

🌱女性キャリア部門:女子大学生に将来について考える「きっかけ」の場を提供することを目的とした、就職や転職などライフプランを考えるための部門です。有名な方をゲストとして呼んでイベントを開催したりしています。

他にも、毎月28日の苗ぷろ。のイベント企画をする「ミートアップ部門」(苗ぷろ。にちなんで28日=に(2)わ(8)の日ということでその日をイベント開催日としているんです!)、
ウェブサイトの運営やデザインの決定を行うウェブサイト制作部門などもあります。

信頼できる情報を伝える、性教育関連のイベント

--特に力をいれてやってきたことって何ですか?

やはり、性教育関連のイベントだと思います。
私は以前、代表と中高生に向けた性教育セミナーを行いました。
避妊具や避妊率はどのくらいなのか、日本は海外に比べて遅れているなど、2時間程度の配信型のものです。
学校で教わらないままでいることに問題意識をもっており、特に力を取り組んでいますね。企業様から声をかけていただくときも最近は性教育関連が多い印象です。

現代ではネットで簡単に情報が手に入るものの、必ずしもそれが正しいとは限りません。例えば、学校で教わらないままアダルトビデオを見て知るというのは間違った知識を吸収することにつながる可能性もありますよね。

そのため、私たちは信頼できる情報を伝えるということも大切にしています。

リスクを事前に知り、自分で対策してほしい

--最後にメッセージをお願いします。

自分のライフプランについて考えることは人生をよりよくすることにおいて大事だと思います。

しかし、日本の社会制度は整っていないので、学生までは平等に扱ってもらえますが就職したり、結婚したりすると急に平等ではなくなる傾向があります。
たとえば扶養控除とかは、「夫がサラリーマンで妻が専業主婦」の組み合わせの夫婦に一番有利な制度であるように、女性の活躍を推進している割には女性のサポートが不十分ですよね。

だからこそ、女性達には社会のしがらみに惑わされず自分の人生を切り開いていって欲しいと思います。

おわりに

今回は、「苗ぷろ。」副代表の大島さんにインタビューをさせていただきました。今後はフェムテック関連のコラボやインターンにも挑戦し、もっとPandoの記事を更新したい!と語ってくださいました。

次回もお楽しみに!

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【このnoteを書いたのは】 インターン生 谷村
普段はHatch Healthcare株式会社で、noteの記事作成やPR活動を担当。














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