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認知行動療法ってなんだろう?其の四

認知行動療法をちゃんと知りたい。前回、『ストレス』というのがなにか自分の認知行動に悪さをするんだろうなぁ。と言う気がしてきました。

で、ストレスと言う言葉の意味を改めて確認してみると

1 《生体にひずみの生じた状態の意》寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応。また、その要因となる刺激や状況。
2 語勢。強さのアクセント。        (デジタル大辞泉 小学館)
とある。2の方は、別な使い方と言うことでしょうから、
1に示されていることをよく考えてみようかと思う。

語源をググってみると
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 「stress」 という言葉は、「distress(苦悩、悩み)」という言葉から来ています。「distress」 の頭音のdiが消失したものが「stress」です。 「distress(苦悩、悩み)」の語源をどんどん辿っていくと、「一つのものがバラバラに切り離されること」という意味に行き着きます。
 つまり、一つのものが切り離されることが、人間にとっての「苦悩」であり「ストレス」、ということになります。
・いつも一緒だと思っていた人との別れ
・集団からの孤立、仲間はずれ
・考え方がバラバラでまとまらない
 切り離されることや、バラバラになることは、ストレスを感じる出来事です。
(ストレスケア.ドットコム より)
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大きな事柄が起こったり、小さな事柄が積み重なったりしてストレスとなっていくのだと言うことのようです。それにしても、「バラバラ」と言われると、確かにフィジカル(肉体)とメンタル(精神)がバラバラになっていているときなども、まさにストレスなのでしょう。

ビジュアルイメージだと、暗雲の空から大小のヒョウのような塊でストレスが降り落ちてきて、頭の中の「認知」というものの形をガタガタにしてしまった。そんな惨状が想像出来ます。その変形した「認知」で違う要因が入ってきたら、指示を出すための判断はうまくいかないのもうなずけます。

”認知の歪み”とよく言われていて、なんか平板な印象だなと思っていましたが、”ストレスでボコボコに変形した認知がした判断”と言われたら、そりゃ普段通りに行かないだろうと思うわけです。捉えるところ、意味は一緒。擬音を入れてみたらこの通り。パンチドランカーの気分です。

では、このストレスによる「ボコボコになった認知」にどう対処すれば良いのか?次回、考えていきます。


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