[BGA攻略]宝石の煌きの色相性を考えてみた
ボードゲーム攻略班のど〜けしです。
攻略記事2回目は宝石の煌きを紹介します。現在毎日のようにBGAでトーナメントが開かれたりと現在進行形でホットなゲームになります。
見習い〜中級者に向けて、知っていると得をするポイントについて紹介していきます。
今回の攻略では座学的内容がメインで、実技的内容となる貴族の獲得については少ししか触れません、次回の実戦考察にて詳しく掲載しますのでお楽しみ下さい。
●宝石の煌きってどんなゲーム
15世紀ローマのルネサンス期では鍛治のスキルが飛躍的に進歩し、宝石を研磨して金と融合させる宝石彫刻師と言う職業が誕生しました。
あなたは商人ギルド長となり財宝をつかい、鉱山から宝石の原石を発掘し、原石を加工して運搬を行い、商店でジュエリーを販売をして貴族に褒めて貰うゲームとなります。
参加人数 2 〜 4人
遊戯時間 人数 × 15分
難易度 🐘 🐘
作者 マーク・アンドレ
代表作 バロニィ、マジェスティ
賞 2014年ドイツゲーム賞 ノミネート作品
2014年日本ボードゲーム大賞 投票部門
●基本のおさらい
初心者の方は自由に遊んで頂いた方が楽しめますので、見習いを卒業したい方は以下のポイントに意識を向けると勝率が上がると思います。
・出来るだけ高い得点のカードの購入を目指すこと。
・ゲーム中盤(獲得枚数5枚ぐらい)以降で無料だとしても同じ色の宝石チップが取れる限りはLv1のカードを購入しないこと。
・貴族タイルは気にしないこと。
このゲームは一番早く勝利点15点以上を集めることが目的です。得点のカードは1〜5点まであり5点カードを3枚集めても良いですし、2点カードを8枚集めても良いです。得点のカードを一番早く集めることを考えるゲームです。
手番数としては終了までに17手〜33手ぐらいかかる内容となっています。無料でLv1の宝石を集めるのは楽しいですが手番数を消費してしまうので、手番効率の折り合いをつけて中盤(獲得枚数5枚ぐらいを基準にして貰えると幸いです)へ入ったら得点のカードを意識的に取ります。
得点効率を意識しているプレイヤーと対戦するとカードを5〜7枚だけ獲得してゲームを終わらせるパターンもあります。その場合は貴族タイルを獲得する暇が無いため、不必要なファクターとなります。まずはゲームに慣れてから貴族タイルへ意識を向けると、スムーズに貴族勝利が出来ると思います。
●頻繁に購入するカードを覚えよう
宝石の煌めきを遊び慣れた方には以下のカードが、攻略する上で非常に有効的であるとご存知だと思います。他の攻略記事では必ず登場する点数効率の優秀なカード群です。このカードを中心に盤面構成を考えたり、初手のキープをしたりと、攻略において話題の渦中に入り絶対に縁が切れません。
それでは他のカードについてはいかがでしょうか?今回はLv3のカードを買うまでの途中で購入するカードにスポットを当てていきます。
●カードの構成について
このゲームは5色×18種類のカードが存在します。そのうち12種類(67%)のカードは白→青→緑→赤→黒の色の規則の下に共通のパターンでコスト配列されています。しかし6種類(33%)のカードは色の規則に反して特有のシナジーを持ってゲームデザインをされています。
カードの集め方について青単色、緑単色、赤黒白と語られるのは、このシナジーが影響しています。
■カード構成 (方則に反したカードに※印をつけています)
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