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実践、超護身術 第二十八回 詫びと酒02

元刑事の武術家が教える、本当に役に立つ術
実践、超護身術
第二十七回 詫びと酒02
文●葛西真彦

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「格好悪いところを見せられない」の罠

前述したとおり、大抵の方は社会生活を送るなかで、詫びの素養と経験値は多かれ少なかれ持っています。問題はこのスキルを活用することを忘れることがあることです。その代表例が、恋人や家族が同伴しているときにトラブルが起きたケースです。

「恋人の前で自分が悪くもないのに謝るなんて、格好が悪い姿は見せられない!」と意地を張ったがために恋人までも巻き込んで、痛烈な被害を受けることもあるわけです。

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