Copilot for MS365でアンケート分析
まいど。Copilot for MS365のサブスクに入ったので、あれこれ使い方を試して、良かったものを共有することにしました。
MS365のCopilotChatは文字数上限が無い(本人曰く)
無料版のCopilotChatって、入力欄に2000文字とか4000文字とかの上限が書かれているのですが、MS365版のCopilotChatを見ると、文字数の上限が書かれていません。
なので、Copilot様に尋ねたら「特に上限もうけてないです」と回答が返ってきました。
というわけで、よしっ!と手始めにアンケートの自由回答欄の分析をお願いするプロンプトを試行錯誤しました。
まぁ、本腰入れてやるならもっと違う分析をしたいところですが。
とにかく「何となく、それっぽくしてお茶を濁したい」みたいな気分だったので、それっぽい回答が作れれば良いかなと。
アンケート自由回答欄の分析プロンプトと回答
今回は、Bard(!)に作ってもらった50件のダミーデータです。(なぜかCopilotは同じ回答を繰り返すのでダメだった。ご機嫌が悪かった?)
今回作ったプロンプト
このプロンプトの回答
発見メモ
分析自体について細かく指示しない
最初、分析観点や、意見のまとめ方を指示したのですが、几帳面にアンケート回答内容を並べ立ててしまう結果に。
「いい感じにまとめて」という意図から外れてしまいました。
一昔前の生成AIでは、”新人相手のように指示して”みたいな感じでしたが、Copilot君はそうでもなかった。
「読み手・分析の目的」を設定すると「いい感じにまとめて」くれる
もともと、「いい感じに、それっぽくまとまった分析」というのが今回のゴールなので、発想を変えて読み手を設定してみたら良い感じになりました。
前提を詰め込むよりも、何をしたい誰に向けて書くのかって教えたら、他は任せてしまって良いという発見でした。
分類してほしい要素は、フォーマット側で指定すると「いい感じに分類」してくれる
これも、分析の指示の中でやると、几帳面に回答内容を並べてくるので、フォーマット側で、「こうまとめたいんだよ」と示したら、いい感じになりました。
まとめ
どうも、アンケート分析を「いい感じ」にやってもらうには、アウトプットイメージをぼんやり渡すのがよさそうです。
案外と、アンケート分析のプロンプトって世の中に落ちていないので、他に「こんなのやったら上手く行ったよ」という事があったら、教えてくださいね。
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