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手抜きプロンプト集(2):Copilotに頼って自己を開放するプロンプト

やぁみんな、生成AIブームも熱狂が少し収まってきたけど、まだまだ圧倒的な人気コンテンツだね。でも、イケてる国と比べると、日本は生成AI使っている人が少ないらしいんだ。

きっと日本は「自己責任」という言葉が流行ったあたりから、誰かに頼ったり、助け合ったりする事が苦手になったので、AIに頼ることも苦手なんだと思うんだ。

でも、BCGの調査では、世界の人はAIに頼って毎週5時間も働く時間を短くしているらしいんだ。頼るって重要だよね。

生成AIを業務で使う従業員、世界15カ国/地域平均が43%、日本は16%で最低─BCG調査 | IT Leaders (impress.co.jp)

そんなわけで、今回は、生成AIに大いに頼るプロンプトを紹介していくことにしたよ。

生成AIに大いに頼るプロンプトはこれだ!

とても簡単だよ。何か生成AIに相談したいことがあったら、最後にこのプロンプトを追加するんだ。

まず、的確なアドバイスをするために必要十分な情報を得るために、質問を、私に1つ1つ、徹底的に行って、私の回答を踏まえてアドバイスをしてください。質問は1回につき1つです。

そうすると、生成AIが頑張って、あれこれ質問をしてくれるよ。

このプロンプトの良いところは「何を聞いても大丈夫」

例えば、「noteで収益化してお金持ちになりたいです」という欲望に、このプロンプトを入れると、一つ一つ、丁寧に質問をしてから、だんだんと核心にせまっていくよ。

ちなみに、このプロンプトは、文章の最後につけるのがコツだよ。

Copilotの良いところは、入力案を出すので、クリックだけで進む(場合が多い)

こんな風に、無難な入力案を出してくれるので、クリックするだけで話がどんどん進むよ。

もちろん「読まれない事を目的としたコンテンツ」のような、一般的ではない事は提案してくれないので、自分で入力するんだよ。

このプロンプトの有効性は、問いを通じて考えを整理する事

実を言うと、このプロンプトは途中で生成AIが、話を忘れちゃったりして、うまくいかない事が多いんだ。でも、やってみると、いろいろと考えが整理されていくのが良く分かるよ。

「あなたの生きがいは」みたいな、組織への忠誠心をなんとなく刺激する自己質問シートに似ているね。

でも、生成AIは忠誠心なんか求めてないので、本当にアドバイスするための純粋な質問と、回答への反応をしてくれるんだよ。

このプロンプトがどれくらい強力か、実例をお見せしよう!

適当に始めたので、酷いレベルから始まったけど、それでも最後、謎の企画にまとまったよ。

私:
アヒルっ娘萌えを世界に普及させたいです。
まず、的確なアドバイスをするために必要十分な情報を得るために、質問を、私に1つ1つ、徹底的に行って、私の回答を踏まえてアドバイスをしてください。質問は1回につき1つです。

Copilot:
了解しました!まず最初の質問です。
アヒルっ娘萌えを普及させたい理由や、どのような魅力があると感じているのか教えていただけますか?

私:
あまり理由がないですね。

Copilot:
なるほど、ありがとうございます。次の質問です。

聞いといて「理由がない」とか、酷い回答だよね。でも、AIは、さらりと流して、違う角度から質問をしてくれたよ。人間ではこうはいかないね!

そんなこんなで、20回くらいやり取りして決定した企画が↓だよ。

♥アヒルっ娘萌え普及プラン♥

第1段階:キャラ立ち
Xを中心に、経営・IT・業務プロセスについてシニカルな鋭い発言をする、独特のキャラクターとして売りに出す。更新は週1回。
ハッシュタグを多用。

第2段階:認知拡大
コラボレーションをイラストレーターやVtuberと行い認知を拡大する。
オンラインイベントやライブ配信を展開して、ファンを作っていく。

第3段階:グッズによるマネタイズの開始
キャラクターグッズ(Tシャツ)、ステッカー、アクリルスタンドを製作販売する。
限定アイテムも展開し、マネタイズにいそしむ。

第4段階:海外展開
国際展開。英語、中国語、インドネシア語あたりを狙う。
国際的なアニメ・漫画イベントに参加。

第5段階:映画やコミック展開
短編アニメ、ウェブコミックを作り、ストーリーを軸とした魅力でファンを捉えると同時に世界に浸透させていく。

おまけ:デビュー時のアヒルっ娘さん

・・・なんかうまい事引き出されてしまった感があるね。

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