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やる気が出ないので拙作の好きなところを考えてみる

やる気を出すための自己満足型記事です。

さてこの20万字の中で、私が一番萌えたシーンはどーこだ?

たぶん執務室での喧嘩のシーン。

一番書き直したシーン。二転三転、そのたびに「なんだか違う」ってやり直しました。

次…

ヘタレが鈍感に自分の正体を明かすシーン。契約書にフルネームを書かせて身バレさせるなんて我ながら素敵~とか思いながら書きました(笑)

鈍感は鈍いので「は?」「何偉い人の名前騙っとんねん」という反応でしたが。お約束ですね。

ドゥーベ邸での聞き取りシーンも好き。ヘタレのヘタレらしくない「仕事できる男」の姿に鈍感が「ほわー」ってなるシーン。なんだかんだいって仕事ができる男なのだ……(けど、私の描写力では)

あとはやっぱりラストのシーン。

好きなんだけど、自分で書いといてアレだけど正視できないシーンでもあるな……

絵で見てみたいシーンは、舞踏会のプロポーズ、誘拐事件の救出シーン。機会があれば有償でお願いしたい…高そうだ…やめておこう…

ブクマ6000御礼でのSS更新が、まさかランキングに影響を及ぼすとは知らず、意図せず半年ぶりにランキング入りしてしまったのですが、そのおかげで新規読者を獲得できたのは嬉しい誤算でございました。既存のブクマ読者さんに更新通知がいけばいいやと思っていたので…。

たくさん感想をいただき、「ふむふむ」とありがたく読ませていただきました。実際に、私の話のどのあたりが読んだ方に刺さったのか知れたのは、嬉しかったです。Web上で作品を公開する、というのは、何もない場所に向かって大声で叫び続けているようなものですからね。趣味ですから、反応を求めて叫んでいるわけじゃないんだよなと自分に言い聞かせているものの、反応があると、やっぱり嬉しいです。根底には「私の好きをシェアしたい」という思いが流れていますので。

さて、いただいた感想について少し。

ヘタレがヘタれて鈍感に最後まで手を出さなかったところに評価が集まっていて、嬉しい限りよ。溺愛タグをつけましたからね、最後までヒロインを尊重しつづけるヒーローがいてもいいだろうということで。

鈍感の前向きさも評価されているようでした。ヒロインが後ろ向きだと話がベタつきますからね。ちなみにもともとのローゼは、もっと能天気でした。ヘタレももうちょいわがままだったんだけど。

レオンとローゼの関係は、一見ローゼに振り回されるように見えて、実はローゼのほうが振り回されているという関係です。結果として、何もかもレオンの希望通りに物語は進んでいます(笑)

ローゼにも事情があるけれど、レオンにも事情がある。その事情に縛られて、気持ちだけで突っ走ることができない。

さっさとローゼが折れる、レオンが実力行使に出るなどすれば、この話はこんなに長くもならないし変にこじれたりもしないんですけどね。

ローゼの食い意地っぷりを知っているのなら、レオンも仕事じゃなくて食べ物で釣ればすぐに釣れたんじゃないかと思いますが。

読んだ後にいやな気持ちにならない。

これは心がけました。

読んでくださった方が、少しでも幸せな気持ちになれる物語であれば、幸いです。

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