【医師論文まとめ】中等度の運動で認知症リスクが下がる【Summary、済】
背景認知症は高齢者にとって重大な健康上の問題である。アルツハイマー病(AD)は認知症の主要な原因で、全体の60-70%を占める。運動はADのリスクを下げる可能性があるが、関係性は不明確である。
方法Pubmedなどのデータベースを使用し、身体活動量とAD発症リスクの前向きコホート研究を系統的に検索した。運動量の種類や追跡期間などのサブグループ解析も行った。
結果2068,519人の参加者を含む29の研究が特定された。メタ解析の結果、中等度の運動はADリスクを15%低下(H