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[2023/7/2]かつてそこにキャンプ地があった

昨日(23/7/1)に引き続いて、神奈川県の海老名(JR駅周辺)にいる。(温泉以外ではほぼ用事がない)海老名ではだいたい常宿としているビジネスホテルの、今回は最上階に部屋を取ってもらった。
といっても12階。眺めといっても、駅前のショッピングモールが斜め上から見られるくらい。

これはねえだろというくらい寂しいバイキングの朝メシを喉に流し込んで、9時前にはチェックアウト。何の感興も湧かないホテルだが、そういう機能しか有していないので(もちろんお値段もリーズナブルなわけだ)、わたしとしては「そういうもんだ」という理解で完結。

子どもたちはさっさと帰りたいと言うが、クルマに乗ってそのまま近くにある、地場の井出トマト農園に向かう。
じつは21年の東京オリンピックの開会式当日、この農園が経営するキャンプ場でテントを張ったことがある。
当時はまだ開園したばかりだった。こざっぱりとして綺麗だしコンパクトなフィールドだったけど、なにしろ真夏のクソ暑い日だったから、日中はとてもテント内部やその周辺では過ごすことはできず(久しぶりに〈命の危険〉とやらを感じた)、退避場所として見つけたのが(昨日言及した)「OYUGIWA海老名」だったのだ。

昼間の暑さをなんとか逃れて夜に戻ってきて、東京オリンピック開会式をKindleで観ながらバーベキューで腹を満たした。いや、アルコールで満たしたというほうが正確かも。なにしろ、暑いんだもん。
他のキャンパーたちもいて、いつの間にか、彼らのお子さんとウチの子どもたち同士で仲良くなって、気がつくと子どもたちはみんなフィールドのなかで追いかけっこや探検ごっこをしていた。
周りには民家はなかったから、どれだけ騒いでも怒られなかったし、われわれ親たちも安心して好きなだけ彼らだけで遊ばせておくことができた。
いまでも、ウチの子どもたちはそのときに仲良くなった子たちのあだ名を覚えている。
そういう時間を作ってくれたキャンプ地に感謝。

はじめてHSMを使ったんじゃなかったっけな

でも、いまそのキャンプ場は閉鎖されているみたい。ちょっと寂しい。素敵な星空が見られたんだけど。
翌朝。トマト販売所の店舗のなかで、近所の農家のおばあちゃんに採れたてのインゲンをもらった。
すぐに湯がいて、マヨネーズをかけてむしゃむしゃ食べた。なんとも力強くて甘いインゲン。
むしゃむしゃ。

色鮮やかな

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