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創価大学での学生生活について〜その2〜

続きです。

学祭やサークル活動等について触れていきたいと思います。と言っても私は学祭やサークル活動にそれほど関わっていません。なので、これらについては一般学生が見聞きした主観として読み取っていただければと思います。

創価大学の学祭「創大祭」

在学中は体育の日の三連休に行われていた創大祭(今年はどうすんだろう)。初日は式典、2日目3日目は一般参加可能なステージや屋台が立ち並ぶお祭りです。

各クラブやサークルに入ってる学生たちは、ステージや演目に向けての練習、また当日の屋台に向けて準備をします。

それとは別に、「創大祭実行委員」と「運営役員」が募集されます。

創大祭実行委員は名前の通り創大祭の実行委員なのですが、何やってるかは正直よく分かりませんでした。

目につくところでやっているのはいわゆる「対話」と「研鑽」です。


学祭と言うと、皆さんどんな印象をお持ちでしょうか。一般的な学祭のイメージは、お祭りというイメージが強いと思われます。

創価大学においてもその面はあるのですが、それとはべつにもうひとつの面があります。

それは、創立者を「お呼びする場」だという面です。

この辺のことは、新・人間革命「創価大学」の章に詳しいのです。実は創立者池田大作は、第1回の入学式に出席はしていません。

「自分なしでも立派な大学にして欲しい」等との思い(他にも理由あり)での判断だったそうです。

入学式に創立者は出席しませんでしたが、非公式の場では何度も創価大学に来訪し学生を励ましています。

そうした中、創立者を公式に創価大学へ呼ぶための方策として考えられたのが「創大祭」です。

その熱心な思いに応える形で、創立者は創大祭に出席するようになりました。


これが表面のストーリーです(当時の学生教職員の手記とか残ってないのか。群像劇読みたい)。

その伝統を引き継ぎ、「なんのために創大祭をやるのか」「創価大学はなんのためにつくられたのか」「先生をお呼びするためにどうすればいいか」などと言った事を、対話や研鑽によって深めていきます。これが創大祭実行委員にとってとても大切なことなのです。

学祭を開催するだけなら簡単ですが(大変だけど)、ただ単に開催するだけではなく、創価大学の建学の精神を学生が体現していることを創大祭を通して示すことが必要条件なのです。

だから対話や研鑽がひっきりなしに行われています。


大体夏休みは対話や研鑽やってるイメージです。なにかに事つけて「対話」。朝でも昼でも夜でも「対話」。授業よりも「対話」(流石に自分が卒業する頃には学業最優先でしたが)。

多分他大学の学生が聞いたら引くと思います。書いてる僕も軽く引きました。


ただ、私立大学には必ず創立者がいて建学の精神はあるものなんですよね。福沢諭吉や新島襄といった個人から、多くの人の思いを乗せられ建てられた大学まで様々あります。

その精神や思想に学ぶことは教育にとって非常に意義のあることであると、創価大学では学びます。


特に、創価大学の指針のひとつが次の言葉です。

英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな

「なんのため」

これはよく創大で出てくる言葉です。「なんのため」に学び、考え、行動するのか。模範的創価大学生は、常に「なんのため」を意識し行動しています。


話がかなり脱線しましたが、学祭ひとつするにもとことん対話や研鑽するわけです。

もはや創大祭やるために対話してるのか、対話するために創大祭してるのかわかりません(苦笑)

ただ、この対話文化が創大の大きな特徴です。


部活やサークル活動

正直ここんとこはよくわかりません。自分が所属していた部活は、自分が入る前は荒れてたようで部活動禁止期間なんかもあったと聞いてきます。

自分も実質1年しか活動していませんでしたし、あまり話せることは限られてるのですが。

自分の入ってた部活は結構色んな人がいました。熱心な学会員は少なくて、普通の大学生って感じの人達が多かったですねー。学会員じゃない人もいましたし、割と他大学の部活と似てたんじゃないでしょうか。

当時のキャプテンがことある事に言っていたのが「大学を作ってくれた創立者や、応援してくれる人のために頑張ろう」ということです。その観点はとても大事だと思って聞いていましたし、この部活の最大公約数はそこなんだろうなあと思っています。


こんな感じでどこの部活やサークルも「創立者や応援してくれてる人たちのため」というのは大小あったと思います。

特に学術系の外国に関するサークルは、「創立者が築いた友好の路を自分たちが続いて切り拓いていくんだ!」という使命に燃えていました。中国研究会やロシア研究会、パンアフリカ研究会なんかが有名ですかね。

仏法について研究するサークルもありました。生命哲学研究会という名前だったと思いますが、ガチで仏法を研究してて色んな意味ですげーなあと思いました。

体育会系の部活や芸術的文化な部活サークルは情報があまりないので何とも。ただ、私立大学の特色である「建学の精神」をエネルギーにして活動していたことは間違いないです。

まあ中にはヤリサーもあったみたいですけど(爆)


色んな学生がいる中で、私立大学の魂である「建学の精神」を基調として、様々な分野で活動していたというのが、自分の創価大学の部活・サークル感です。

まあ色んな人と腹を割って話すのは楽しかったですよ。自分もそうゆうの好きなタイプですし。

でも苦手な人は苦手だっただろうなあ。