パスタとチョコレートと映画日和
念願のパスタを食べた。
今週に入ってからずっとパスタを食べたかったのだが、
糖質制限中の私にとって何かないと食べられないメニューだ。
今日は数日ぶりに終日外にいるし、カフェに行くって決めてたしと、
頭の中でいろいろ御託を並べつつ、
意を決して、たらこパスタを注文した!
わくわくしながら出来上がりを待つ。
っ呼ばれた!!わーい!!!
…念願のパスタだったが、きゅうりが入っていた。
なんか、、たらことブロッコリーの組み合わせに、
きゅうりかー、、と少し残念な気持ちに。。
柚子香る〜だから、おそらく柑橘系の風味とウリ科の野菜で通常のたらこパスタよりさっぱりめに、うまく馴染ませようとしたのかな、、と思いつつ。それなら今日はよくあるクリーム系でまとめたやつが食べたかったな、、というわがままなことを思っていた。
こういう食べ物に関するちょい残念な気持ちはすぐに忘れるのに、
自分のちょっとした恥ずかしい出来事はなぜ忘れられないんだろう。。
前者は自分と食べ物という無機物との出来事だが、後者は相手にも感情があるから、どう思われただろう、こういう人間だと思われたんじゃないか、と絶対に解が出ない謎を究明する旅に出ざるを得ないからだな、と自問自答しながら、もぐもぐもぐもぐ…
こんな面倒な思考になるのは、昨日眠れなかったからだ!
昨日は、体調が優れず、1日中ベットの上にいた。
スマホで漫画を読むしかできない状況だった。
読んでは寝て、読んでは寝て、を繰り返してたら、
肝心の夜は眠れなかった。初めて、眠れなかった。
(今までは寝ても寝ても眠れたのに!)
眠いけど、今日は映画を予約しているので、
朝から準備をして外に出た。
どうしてあんなに寝たのに、眠いんだろう。。
あーもう今日の映画は絶対寝るな。。
と思いながら、席についた。
暗くなる。
すると、それはまるで夢のような世界が広がっていた!!!!
*寝てないよ
あの、「WONKA」を観に行きました。
なんか、邦題がどうしても覚えられない病気にかかった。。笑
でもでも、日本のポスターが私好みだったので、観に行こうかなと思いました。
このファンタジーでプリティな感じ、絶対好きだ。
平日なので、めちゃくちゃ空いてて、ど真ん中で見ることができた!
*以下、ネタバレを含むと思うのでまだ観ていない方ご注意ください。
前情報としては
①『チャーリーとチョコレート工場(2005)』ではなく、『夢のチョコレート工場(1971)』のオマージュ。
事前に観たけど、1971年のWONKAは完全にムロツヨシにしか見えず、正直あんまり内容は覚えていない。この気持ち、誰かと共有したい。ぜひ観たらコメントして欲しいです。
②ミュージカル。ティモシー・シャラメが歌って踊る
シャラメさんの作品は観たことがなかったけど、お名前だけはよく聞いてたので楽しみだった。
観た後の私↓
WONKA、素敵だよWONKA。。。
トキメキ純粋WONKAさん。魔術でワクワクさせて、人の心を動かす。行動させる。
今までのトラブルは全部みんなが助けてくれた。っていうのも分かるよ。。
あんただったら、助けたくなるよ。。
やっぱ人って志がある人を応援したくなるんだな!!!
イキイキしてるオタクと話すの楽しいもん!!!(ちょっと方向性違うか)
子供の頃に『メリーポピンズ』を観たときのワクワクを思い出した。
特に帽子から色々出てくるところとか!
1971年の映画でも当時にしては革新的だったろうなと思うほどファンタジー的なワクワクは感じたが、最後の廃工場からチョコレート工場を作るシーン(しかも360°回転するようなカメラワーク)はCG技術の成長を感じた。
素人目なので、全然違ったらごめん。すごいなって思っちゃった。
さすがミュージカル、音楽もとても素敵だった。
まるで子供の頃から聞き馴染みがあるかのようなミュージカル音楽で、懐かしさも相まって眠っていた子供時代の自分が起きてダンスしてる感じ。
そしてふと、映画が始まる前に見ていたXのポストを思い出す。
うろ覚えだが、
人間、死ぬ間際には、車や財産などどんなものを持っていたなどの話ではなく、ボランティアをしたことや、どれだけ社会貢献したか、どんな人たちと過ごしたかなどの話をよくするらしい。
生きた証というのは、自分のステータスやスキルではなく、対人とのあいだに生まれた心を通して実感をするのかしら。
そしたら、私もWONKAのような人になりたい。
パスタ食べながら思った小さいクヨクヨなんていったん置いておいて、
誰かに想像力を通して、ワクワクしてもらえるような人になりたい。
・・ちょっと現実的なことを言うと、自分にワクワクを作る才能が足りないかもしれないから、誰かのワクワクを欲しい人に届けることだったり、何かしら携わりたい。
思いがけず、自分のキャリアアップというか、人生の目標が明確になった気がした。
まだ瞼が重たいけれど、どうかこの夢から醒めないで欲しい。
そう思いながら、この文章を書きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?