[絵本]100万回生きた猫[感想]

こんにちは、トウマです。
今回は100万回生きた猫の感想について話します。

一番印象に残ったところは、自分よりも大切な人(猫)ができて、最後は転生せずに亡くなるというところです。

[この作品の概要]
主人公は猫。

様々な飼い主に飼われていた。
どの飼い主の事も猫は嫌いでした。

最後は野良猫になり自分の事が大好きになった。

白い猫と出逢い家族を持ち幸せに人生を全うする。

白い猫が亡くなる。

これまで何度も転生したが
二度と転生する事は無かった。

というお話です。

そこでいくつか疑問が浮かびました。
・何故猫はどの飼い主も嫌っていたのか?
・何故猫は白い猫を好きになったのか?
・二度と生き返ることがない理由は?
答えは分かりませんので、僕の感想をお話します。

・何故猫はどの飼い主も嫌っていたのか?
どの飼い主にも愛され、亡くなった時は泣きながら土に埋めてもらっています。どうして猫は一度も泣かずに、みんなのことが大嫌いだったのでしょう。

→僕ら人間が猫や動物を飼っていても、猫の気持ちは分かりません。また親が子供をどれだけ愛して育てても、子供は違う環境が良かったと思う事もあります。きっと、そんな風に考えているかもしれないと思いながら、育てる事が大事なのかなと思いました。男女の仲でも、こんなに愛しているのにどうして好きになってくれないのかと一方的になる事もあります。相手の考えている事を理解し一方的な愛にならない事が大切だと思わされます。

・何故猫は白い猫を好きになったのか?
100万回も生きた猫はモテモテですが、白い猫には見向きもされず、正直にそばにいていいか尋ねてから、一緒になる事ができ子供も生まれます。猫はどの飼い主も嫌いになったのに、モテモテなのに、どうして白い猫を選んだのでしょう?

→僕らも表面だけ見て好き好き言われるよりも、内面まで見て愛し合える事が大事だと思います。武勇伝や特技を披露するより、一緒に居たいと素直に伝えることが大事だと思わされます。最初からストレートに言えばよかったのか、あれこれ口説いてから、ストレートに言ったのがよかったのか、考えさせられます。

・二度と生き返ることがない理由は?
100万回も生き返ったのに、白い猫と添い遂げた後は転生することはありませんでした。これは何故でしょうか?

→これは1番のミソであり、色々な人が理由を述べていると思います。ズバリ、白い猫と愛し合い家族を持ち、これ以上生きても、意味がないと思ったからでしょう。

まとめ
もし、自分が何度も転生ができても、この猫と同じように愛する人と一生を添い遂げたいと思います。歳をとって、パートナーが先に亡くなったら、生きる意味は無くなるのかなあとも考えさせられます。別に好きな人を作ったりする事もあるのでしょうか?それは無いような気がします。1人でゆったり生きるのでしょう。

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