【初心者50シリーズ】chapter02.
はじめに
今日のテーマは一眼レフカメラにおけるレンズの種類、選び方の基礎知識をおすそ分けします。
カメラのレンズは、撮影する被写体や撮影環境によって適したものが異なります。ここでは、レンズの種類や特徴、選び方について詳しく解説します。
【レンズの種類】
①標準レンズ
撮影する被写体が人物や風景など、一般的なものであれば、標準レンズが適しています。焦点距離は35mm前後で、画角が広く、被写体を自然に捉えることができます。
②望遠レンズ
遠くの被写体を拡大して撮影することができる望遠レンズは、野生動物やスポーツイベントの撮影に最適です。また、被写体に近づかずにボケ味を出すこともできます。
③広角レンズ
風景や建物の撮影に適している広角レンズは、広い画角で被写体を捉えることができます。また、近距離での撮影にも使えます。
④マクロレンズ
小さな被写体や花、昆虫などの撮影に適したマクロレンズは、被写体に非常に近づくことができます。微細なディテールや質感を捉えることができるため、花の写真などにも最適です。
⑤魚眼レンズ
画角が非常に広い魚眼レンズは、非常に歪んだ画像を作り出すことができます。特定の被写体や撮影手法に向いているため、一般的な撮影では使用することが少ないです。
【レンズの選び方】
①焦点距離
カメラのレンズ選びにおいては、レンズの焦点距離も重要な要素の一つです。焦点距離とは、レンズからセンサー(またはフィルム)までの距離で、これが短いほど広角、長いほど望遠となります。広角レンズは被写体を広く捉えることができ、風景写真や建物の撮影などに適しています。一方、望遠レンズは遠くの被写体を近くに感じさせることができるため、野生動物やスポーツなどの撮影に適しています。
②明るさ
レンズの明るさも選び方のポイントです。明るいレンズとは、大口径のレンズを持つことで、より多くの光を取り込むことができるレンズのことを指します。
明るいレンズは、低照度下での撮影や被写体をくっきりと撮影することができ、ポートレートや夜景の撮影に適しています。
さらに、レンズの絞り値も選び方のポイントの一つです。
絞り値とは、レンズが開く口径の大きさを調整するためのもので、小さくすることで被写界深度を深くし、大きくすることで被写界深度を浅くすることができます。
▶︎被写界深度とは
③重さ・大きさ
レンズの重さや大きさも選び方のポイントです。特に望遠レンズは大型で重たくなりがちで、長時間の撮影には負担になることがあります。そのため、使用環境や目的に合わせてレンズを選び、負担を軽減することが大切です。
以上が、カメラのレンズと選び方についての基礎知識でした〜
適切なレンズ選びでより美しい写真を撮影しましょ〜
井上
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