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ダ・ヴィンチの系譜:左利きトレーニングのススメ

ダ・ヴィンチへのあこがれは、おおくの人が持つ感情。

ぼくもそんな一人です。(名前でバレバレですねw)

そして、ダ・ヴィンチの天才性を象徴するのが、彼が「左利き」だったということ。

彼の多才な才能や、独創的な発想に触れ、なにか新しいことに挑戦してみたいという方は、ダ・ヴィンチのような「左利き」に挑戦するのはいかがでしょうか。

この記事では、ぼくたちのおおくが右利きですので、「右利きの人が左利きになる」には、どうすれば良いのかをまとめます。


そもそも左利きのメリットとは?

まず、左利きになる効用について考えてみましょう。

1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』によると、左利きは「直感力」、「独創性」、「発想力」がすぐれているとのこと。

これらはひとえに「脳の活性化」がポイントであり、左利きの人は右脳をより活発に使っているからです。

これにより、「創造性」や「物事を多面的にとらえる力」が高くなります。

ボケ防止や、認知症対策にも「左利きへの転向」は有効といえそうです。

オススメの方法

つぎに、じっさいに左利きになるためのオススメの方法を紹介します。

アイデアを10個紙にかくこと

左手を使ってアイディアを紙に書くことは、創造力を引き出す良い方法です。

左手を使うことで、脳の新しい領域が活性化され、新たな発想が生まれやすくなります。

何気ない日常のなかで、手帳やノートに思いついたことを書き留めてみましょう。

より具体的には、「アイデアを10個」ほど紙にかくことです。

以下の記事にとりあげているので、ぜひ参考にしてみてください。

日記をかく

日記を書くことも、左手トレーニングに効果的です。

日常の出来事や感想を左手で文字にすることで、脳と手の連携が強化されます。

また、日記をつうじて、自分自身の成長や気づきも得られるでしょう。

3分スケッチ

短時間でできる3分スケッチもオススメです。

左手ですばやく描くことで、直感的なアートが生まれます。

これは左脳と右脳のバランスを整え、柔軟な思考を促進。

日々の練習をつうじて、左手の運用能力が向上するでしょう。

この練習に最適なのが、『スケッチは3分』という本です。

絵を描く自信のない人や、なかなか時間の取れない人でも、本書での説明を読みながらサンプルを模写していくことで、スケッチを楽しめるようになります。

内容もわかりやすく丁寧な本です。

3分スケッチに慣れてから、ダ・ヴィンチのスケッチの模写をすると、さらに楽しくなってきます。

以下は、「歴史上、一番最初に描かれた風景画」として有名なダ・ヴィンチのスケッチを左手で模写したものです。


オススメしないこと

こんどは反対に、オススメしないことを紹介します。

これらは実際にぼくが試し、あきらめたことです。

左手でスケジュール帳をかくこと

左手でスケジュール帳を書くのは、効果的なトレーニングとは言えません。

というのも、スケジュール帳はふつうのノートよりも小さいので、文字も小さく書く必要があり、練習にむかないからです。

また、スケジュール帳は正確性が求められるため、左手での書き込みはミスが生じやすくなります。

さらに、左手で書きはじめたころは文字がヘナヘナなので、判読にも時間がかかり、最悪の場合、なにを書いたかわからなくなるというリスクまであります。

どうしてもスケジュールを書きたい場合、左で書くことに慣れるまで待つか、大きなスケジュール帳を使用するのがよいとおもいます。

いきなり鏡文字でかくこと

ダ・ヴィンチも使っていた「鏡文字」。

これは、右から左へと書いていく手法です。

たとえば、漢字の「一」を書くとき、右手でかくときは、左から右にかきますよね。

いっぽう、左手で「鏡文字で」かくときは、右から左に線をかきます。

そして、「一二三」と書くときには以下のようになります。

普通の場合 :「一二三」
鏡文字の場合:「三二一」

ほんらい文字は、右利きの人がかきやすいように設計されているので、左手でかくには、この鏡文字のほうがかきやすいです。

しかし、鏡文字をオススメしない理由は、その判読のむずかしさです。

とくに、まだ左手を使ったトレーニングになれていない場合は、文字がヘナヘナなので余計にわかりません。

ダ・ヴィンチは1万2000枚以上のノートを残し、テーマごとにまとめて書籍化しようとしていました。

しかし、この鏡文字のせいで判読がむずかしく、実現にいたらなかったという説もあるぐらいです。

まとめ

ダ・ヴィンチのように左利きになりたいという願望は、あたらしい経験をえるうえで興味深いものです。

あせらずにコツコツとトレーニングを積むことが大切といえます。

日常生活に取り入れやすいものからはじめ、徐々に難易度を上げながら、左手を活用することで、より創造的で柔軟な思考が身につくでしょう。

ぜひ興味のあるかたは挑戦してみてくださいね。

今回のコツが、みなさんの左手の使い方に役立てば幸いです。

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