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「独学書トップ3」で紹介される語学学習をまとめてみた
まえに、個人的に最高だと思っている「語学学習法の本」を、3冊ほど紹介しました。
今回は語学にかぎらず、「独学」という広いテーマを扱った本で、至高の3冊をピックアップし、それぞれが語学学習についてどんなことを言っているかをまとめます。
『独学大全』
辞書のような分厚さをほこる『独学大全』は、人生において末長く独学の支えとなる本。
本書から得た、語学学習にかんする3つの知見は以下。
・語学の成果 = ( 費やした時間 + モチベーション ) ÷ 羞恥心
・挫折しないコツは、毎日、もっと学びたいと思うところで学習を止めること
・会話の段階:スモールトーク(定番フレーズを覚えまくる)→パブリックスピーチ
『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』
『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』では、偉大な先達が実践した手法が、具体例として多くとりあげられており、学習の刺激になります。
文庫本で手に取りやすいのもポイント。
語学に関して、この本で学んだことは以下の3つです。
・暗誦こそが、語学力向上のカギ
・外国語をまずは日本語に訳し、さらにその日本語から外国語に訳し、原文と比較
・対訳本(または原書と翻訳書)を使い、外国語と日本語を交互に読み進めていく
『読書の技法』
タイトルの通り、『読書の技法』は熟読や速読など、本の読み方の指南本ですが、「本物の知識を身につける」という大前提にたっているので、独学本といえます。
この本は、読書の要諦は「基礎的な知識」にあるとし、高校の教科書や学習参考書を活用した学習を奨めており、読書についていままでなんとなく気がついていたことを、うまく言語化してくれています。
ちなみにこの本では、語学学習に触れられている箇所は非常に少ないのですが、以下をこの本から学びました。
・仕事にいきづまったときには、外国語の練習問題をとき、脳を活性化させる
・毎日、最低数十ページは外国語の本をよみ、語学力の減退をふせぐ
・いきなりロシアで仕事をすることになったら以下の学習をつうじて、生活に困らないようにし、仕事ではよい通訳を雇う(仕事で使える言語の習得には時間がかかる)
・200時間集中して、日本人の先生から、ロシア語の文法を学ぶ
・日常生活に必要な単語(1500語ぐらい)の丸暗記
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