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世界のトップクリエイターになるのに、英語力は不要!? - AIをチームメイトに

大学生のころ、世界のトップクリエイターのイメージは「英語ができて、世界中を熱狂させる人」と思っていました。

しかし、時がたつにつれ、英語は必ずしも必要ではないのではないかと考えはじめました。


世界で活躍する日本人のクリエイター

まずは、世界的な成功を収めている日本のトップクリエイターたちをあげてみましょう。

ゲームの分野では、宮本茂さんや小島秀夫さん。

マンガの分野では、尾田栄一郎さんや岸本斉史さん。

アニメの分野では、宮崎駿さんや押井守さん。

アートの分野では、村上隆さんや草間彌生さん。

概して、(おそらくですが...)これらの方々は英語が得意ではありません。

(村上さんと草間さんは一時期NYで活動していましたが、堪能かというと違うかと思います。)

逆に考えてみると、「英語が堪能で、なおかつ世界に認められる作品を生み出した日本人」は思いつきません。(ぼくが知らないだけかもしれませんが...)

大前提として、英語の習得には莫大な時間がかかります。

ですので、英語に時間を費やしてしまうと、「技術の鍛錬」や「製作時間」にさく時間がへってしまいます。

上記にあげたトップクリエイターたちは、「己の技術」と「作品」に全力投球した結果、圧倒的な成果をうみだしています。

そもそも、これらの方々はチームで戦っているので、本人が英語が堪能である必要はないんですよね。(英語が得意な人に、英語が必要な仕事はまかせればいい)

それならば、一人で活動をしているクリエイターにとって、英語は必須といえるのでしょうか?

英語で発信するハードルが下がった

「一人で活動をしていたら、やっぱり英語が必要だよね?」と思うかもしれません。

しかし、最近では「Google Translate」や「DeepL」などの高度な翻訳サービスが存在しています。

これに加えて、「ChatGPT」や「Claude」などのAIをつかって、最初から英作文をしてもらったり、英語の表現を変えたり、添削も可能。

AIがつくった英文の意味がわからなければ、翻訳サービスで日本語にもどしてみて確認するという手も使えます。

つまり、英語を完璧にマスターする必要はなくなり、「AIをチームメイト」にして、翻訳サービスとAIが手助けしてくれる時代になりました。

これにより、英語を苦手とする人でも、AIによる翻訳や添削をつうじて、世界とコミュニケーションをとることが可能。

もちろん、AIがつくった英語のよしあしを判断できる英語力があると効果的ですが、「英作文」のような高度な英語スキルを身につける必要がないため、手軽に取り組むことができます。

英語で発信をはじめてみた

ぼく自身も英作文は得意ではありません。

ですので、いままで英文でのツイートに躊躇していましたが、これを機に挑戦してみること。

すると、おどろくほど簡単にAIを使ってツイート文を作れることがわかりました!

やり方は簡単で、以下のプロンプトを使用します。

あなたはとても優秀なTwitterのインフルエンサーです。
以下の要素を取り入れて、短い英文を書いてください。
・文章の難易度は低く、だれにでも理解できるほど平易なもの
・以下の日本文をもとに、英文を作成してください。
<document>
</document>

そして、<document>と</document>の間に、いままで書いたnoteの記事をはりつけるだけ。

一発でよいツイート文はできないので、ChatGPT3.5とClaudeで作成し、それぞれからよさそうな表現をピックアップして、文を切り貼りしています。

長年放置していたアカウントをつかって、早速投稿を開始してみました。

フォロワーは0ですが、これからどうなるか楽しみです。(この記事を書いているあいだに、フォロワーが2に増えていました!)

まとめ

「世界のトップクリエイターになるのに、英語は不要」というのは、もともと世界レベルで活躍するクリエイターは、「己の技術」と「作品」にいそがしいため、当然といえます。

それは、彼らがチームで活動しており、英語を他の人にまかせているから。

そして、チームではなく、一人で活動するクリエイターにとっても、英語力は不要といえるようになってきました。

それは、翻訳サービスと文章生成AIによって、簡単に英文を作成することができるようになったからです。

いいかえると、「AIをチームメイトにする」ことが可能な時代

英語ができなくても、他の才能やアイデアを大切にし、AIの力を借りれば、世界にむけて発信できます。

今後は、言葉の壁を越えて、多様な才能が世界中で評価される時代がますます広がっていくことでしょう。

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