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2021年の良かった面を発見し、2022年にもっとワクワクする方法

「もう今年も終わりか......」

毎年形式的に1年の振り返りをするものの、「もっとできただろう」と自己嫌悪に陥る。

そんな自分を励ますためにも、物事の良い面にもスポットライトをあてるのが大切だ。

年の終わりに、2021年の振り返りに役立つ質問と、2022年にワクワクするための本を紹介したい。

2021年を振り返る

①「2021年、自分自身を褒めてあげれることはあっただろうか?」

この質問はポジティブな面を見るのに役立つ。

今年はぼくにとっては挑戦の年だった。

「42 Tokyo」の入学試験に合格できたこともそうだが、一般的と考えられている「働く」という選択肢ではなく、「主夫」で「学生」という道を選んだことが大きい。

一見容易な選択に見えるが、8年間社会人をやってきて「社会の常識」に染まり切った自分にとっては大きな決断だった。

もちろん妻の協力なしではできない決断だったので、妻に深く感謝している。

②「2021年、手放せるようになったことや、許せるようになったことはあるだろうか?」

この質問は自分の中の変化に気づくための質問だ。

ぼくは「モノへの執着」がそれほどなくなった。

特に本への執着が薄れた。

引越で35個の段ボールに本を詰めた時は、あまりの重さと多さにゲンナリした。

引越の際に400冊ほど本の電子化をし、現在まだ1000冊ほど家にあるが、電子化を進めていくつもりだ。

たくさん読むのではなく『本の読み方 スロー・リーディングの実践』を参考に読書の質を上げ、1冊読んで20冊分学んだといえるようになりたい。

③「未来から見て、2021年が今後の人生に与える"大きな意味"のある年だとしたら、それはどんな意味だろうか?」

「未来からみた現在という」視点を変えた質問で、面白い答えが出るかもしれない。

ぼくの中で2021年で大きな意味があったのは、「料理を作る楽しさに気づいたこと」だと思う。

何より、自分で作った料理を妻が美味しく食べてくれると嬉しい。

いままでは妻が料理を作ってくれており、自分は食べ物にこだわりがないので、お腹が膨らめばなんでもいいと思っていた。

しかしいざ自分が作る番になると、妻には美味しくてより健康的なものを食べてほしいと思ったし、何よりも料理作りは意外と楽しいことに気づいた。

それに、思ったよりも簡単に料理ができることがわかった。

1日3食食べるならば、1ヶ月で90食、1年で1095食と、意外とバカにできない数字なので、今後も一つ一つの食事を充実させていきたい。

2022年の目標設定

実行は苦手だが、計画を練るのは大好きだ。

ヒマさえあればいつも計画を練っていたい。

読書計画には、読まないであろう本も計画に入れ、旅行計画も、たとえ行かなくても勝手に作っている。

そんなぼくのような夢想家をときめかす本が『5(ファイブ)』だ。

「5」は5年間の5を意味しており、本のワークショップを通じて、これからの5年間で、自分が本当にしたいことを浮き彫りにする。

5年間というのがミソで、1年間という短い期間だと目の前のことしか見えず、10年間だと長すぎる。

5年で何ができるかというと、ミケランジェロは「システィーナ礼拝堂天井画」を5年弱で描き上げ、シェイクスピアは5年足らずで『ハムレット』など不朽の名作とよばれる5本の戯曲を書き上げた。

いわゆる自己啓発本だと思うが、この本のいいところは書き込みできるスペースがたくさんあること。

いつでも見返して、自分の考えていたことに想いを馳せ、さらに目標をアップデートできる。

毎年ぼくは年末に、翌年の目標を立てるのにこの本を使用している。

「たった一度きりの人生で何をするのか?」

そんな難しい質問に答えるヒントを与えてくれ、ただの味気ない「ToDoリスト」ではなく、血の通った目標とは何かを教えてくれる。

以下が、本に収録されている格言の一部で、ワークショップに取り組むに際して刺激を与えてくれる。

成功?奇妙な話に思えるが、ビジネスやキャリアにおける最大の成果は、自分の語彙から「達成」という言葉を消し、代わりに「貢献」という言葉を加えたときに初めて達成される。 ピーター・ドラッカー(経営学者)

わたしがくだした最良の判断のひとつは、「なぜやるの?」ではなく、「なぜやらないの?」と即座に言ってくれる人々とつきあうようにしたことです。こうした態度は伝染します。 オプラ・ウィンフリー(テレビ番組司会者、実業家)

大切な人に伝えたいことがあるなら、明日まで待ってはいけない。手遅れになる日は、思っているよりも早くやってくるのだから。 ニック・ウェルトン

薄くて、絵本のようなつくりの本で、デザインが美しく見るだけでも楽しめる本だ。

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