![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68918364/rectangle_large_type_2_a80f68542b3044e586d282a71a13c5ad.png?width=800)
2021年の良かった面を発見し、2022年にもっとワクワクする方法
「もう今年も終わりか......」
毎年形式的に1年の振り返りをするものの、「もっとできただろう」と自己嫌悪に陥る。
そんな自分を励ますためにも、物事の良い面にもスポットライトをあてるのが大切だ。
年の終わりに、2021年の振り返りに役立つ質問と、2022年にワクワクするための本を紹介したい。
2021年を振り返る
①「2021年、自分自身を褒めてあげれることはあっただろうか?」
この質問はポジティブな面を見るのに役立つ。
今年はぼくにとっては挑戦の年だった。
「42 Tokyo」の入学試験に合格できたこともそうだが、一般的と考えられている「働く」という選択肢ではなく、「主夫」で「学生」という道を選んだことが大きい。
一見容易な選択に見えるが、8年間社会人をやってきて「社会の常識」に染まり切った自分にとっては大きな決断だった。
もちろん妻の協力なしではできない決断だったので、妻に深く感謝している。
②「2021年、手放せるようになったことや、許せるようになったことはあるだろうか?」
この質問は自分の中の変化に気づくための質問だ。
ぼくは「モノへの執着」がそれほどなくなった。
特に本への執着が薄れた。
引越で35個の段ボールに本を詰めた時は、あまりの重さと多さにゲンナリした。
引越の際に400冊ほど本の電子化をし、現在まだ1000冊ほど家にあるが、電子化を進めていくつもりだ。
たくさん読むのではなく『本の読み方 スロー・リーディングの実践』を参考に読書の質を上げ、1冊読んで20冊分学んだといえるようになりたい。
③「未来から見て、2021年が今後の人生に与える"大きな意味"のある年だとしたら、それはどんな意味だろうか?」
「未来からみた現在という」視点を変えた質問で、面白い答えが出るかもしれない。
ぼくの中で2021年で大きな意味があったのは、「料理を作る楽しさに気づいたこと」だと思う。
何より、自分で作った料理を妻が美味しく食べてくれると嬉しい。
いままでは妻が料理を作ってくれており、自分は食べ物にこだわりがないので、お腹が膨らめばなんでもいいと思っていた。
しかしいざ自分が作る番になると、妻には美味しくてより健康的なものを食べてほしいと思ったし、何よりも料理作りは意外と楽しいことに気づいた。
それに、思ったよりも簡単に料理ができることがわかった。
1日3食食べるならば、1ヶ月で90食、1年で1095食と、意外とバカにできない数字なので、今後も一つ一つの食事を充実させていきたい。
2022年の目標設定
実行は苦手だが、計画を練るのは大好きだ。
ヒマさえあればいつも計画を練っていたい。
読書計画には、読まないであろう本も計画に入れ、旅行計画も、たとえ行かなくても勝手に作っている。
そんなぼくのような夢想家をときめかす本が『5(ファイブ)』だ。
「5」は5年間の5を意味しており、本のワークショップを通じて、これからの5年間で、自分が本当にしたいことを浮き彫りにする。
5年間というのがミソで、1年間という短い期間だと目の前のことしか見えず、10年間だと長すぎる。
5年で何ができるかというと、ミケランジェロは「システィーナ礼拝堂天井画」を5年弱で描き上げ、シェイクスピアは5年足らずで『ハムレット』など不朽の名作とよばれる5本の戯曲を書き上げた。
いわゆる自己啓発本だと思うが、この本のいいところは書き込みできるスペースがたくさんあること。
いつでも見返して、自分の考えていたことに想いを馳せ、さらに目標をアップデートできる。
毎年ぼくは年末に、翌年の目標を立てるのにこの本を使用している。
「たった一度きりの人生で何をするのか?」
そんな難しい質問に答えるヒントを与えてくれ、ただの味気ない「ToDoリスト」ではなく、血の通った目標とは何かを教えてくれる。
以下が、本に収録されている格言の一部で、ワークショップに取り組むに際して刺激を与えてくれる。
成功?奇妙な話に思えるが、ビジネスやキャリアにおける最大の成果は、自分の語彙から「達成」という言葉を消し、代わりに「貢献」という言葉を加えたときに初めて達成される。 ピーター・ドラッカー(経営学者)
わたしがくだした最良の判断のひとつは、「なぜやるの?」ではなく、「なぜやらないの?」と即座に言ってくれる人々とつきあうようにしたことです。こうした態度は伝染します。 オプラ・ウィンフリー(テレビ番組司会者、実業家)
大切な人に伝えたいことがあるなら、明日まで待ってはいけない。手遅れになる日は、思っているよりも早くやってくるのだから。 ニック・ウェルトン
薄くて、絵本のようなつくりの本で、デザインが美しく見るだけでも楽しめる本だ。
サポートいただけると、note発信の励みになります! いつもサポートしてくださっている皆様には大変感謝しています🙇 がんばっていきますので、何卒よろしくお願いいたします!