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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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2024年4月の記事一覧

勉強のコツの見直しに最適:『超「超」勉強法』野口悠紀雄

ぼくは最近、 野口悠紀雄さんの『超「超」勉強法』 という本を読みました。 この本は 勉強の…

怖がらずにSNS発信をつづけるには、バッサリと断言せず、発信をメモ代わりにし、した…

ぼくたちは、SNSを使うときに いろいろなリスクを気にしてしまいがち。 とくに会社で働く人は…

現実で失敗できる環境をつくる大切さ:橘玲『裏道を行け』レビュー

「ふつうに生きていたら転落する。」 という衝撃的な表紙に惹かれて 手に取った橘玲さんの 『…

レビュー『文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要』

ぼくはもともと文系なので、『文系AI人材になる』をすぐに手に取りました。 タイトルに惹か…

GTDの運用で困っていたことをスッキリ解決:『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術…

ぼくは今まで、 ネットにある情報をもとにGTDについて学び、 日々のタスクをこなしてきました…

日本の底を知り、落ちないように備えるための本:『ボトム・オブ・ジャパン 日本のど…

未来にそなえるには「最悪のシナリオ」を想定すること。 そう信じています。 しかし「最悪の…

レビュー『大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む』

本日紹介する「新・資本論」は、大前研一さんの本。 まずはアメリカで出版され、原題は「Invisible Continent」。 21世紀の新しい経済社会を「見えない大陸」と呼び、そこで成功するために必要な戦略を提示しています。 かつてのアメリカ大陸のように、新大陸は、移住した者にとって大いなるチャンスをあたえるもの。 20年も前に出版された本ですが、21世紀の社会を生き抜くためのヒントが詰まっていました。 本日は、そのなかでもとくにユニークな3つの視点を紹介します。

問題解決力の底上げ:『ビジネス・ウェポン』大前研一

ひさしぶりに実家にかえってきました。 いつもゴールデンウィーク前の、オフシーズンを狙って…

「得意なこと」を極めても、幸せにはなれない人生の不思議にせまるゴーリーの『金箔の…

人生の不思議にせまるゴーリーの『金箔のコウモリ』 絵本作家エドワード・ゴーリーの大ファン…

「伝える」じゃなくて「伝わる」が大事!『バナナの魅力を100文字で』レビュー

ぼくは普段、noteとXでいろいろな情報を発信していますが、なかなか相手に伝わらないもどかし…

自分の仕事をつくるアイディア満載:『大人は知らない 今ない仕事図鑑100』レビュー

いま、地球温暖化や大災害、高齢化など、世界は大きく変化しています。 将来は今とはまったく…

アウトプットの質をたかめる武器庫のような本『外資系コンサルの知的生産術』

「外資系コンサルの知的生産術」は、山口周さんによって書かれた本です。 この本は、情報収集…

目的のない学びこそが大切:『独学の地図』荒木博行

※ 朝7時に投稿したのですが、なぜか過去日で投稿されていたので、あらたに投稿しなおします…

編集者が「12の考える技術」を教えてくれる『パン屋ではおにぎりを売れ』レビュー

みなさん、こんにちは。 突然ですが、ぼくは白紙のノートにものを書き出すのが大好きです。 なぜ好きかというと、考えをそうやってノートにはき出すことで、頭のなかをスッキリさせることができるから。 いままでそれで問題なかったのですが、あるときふと思いました。 考えること自体のスキルをあげると、もっとノートに書き出す行為が面白くなるかもしれないのでは?と。 そこで出会ったのが本書『パン屋ではおにぎりを売れ』です。 一見マーケティングの本のようですが、「考える技術」について