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日ハムのドラフト新加入選手について思ったこと

いつものです。

今日はファンフェスでしたね。
こんなご時世なので札幌に向かうことはできないんですけど、球場で開催されたことは良かったことなんじゃないかなって思います。
他球団のファンフェス・ファン感は完全オンライン、みたいなところも結構あるんですけど、やっぱりオンラインだけだと進行が淡々粛々としていて面白みがないんですよね。

やっぱり選手同士和気藹々とした絡みが見れるのがファンフェスならではだと思います。進行ありきだと淡々としちゃうんですよね。
野球選手ってトークが上手い方って少ないので、MCや企画が面白くないと悲惨なことになります。そういう進行だと見ているのが結構しんどいので、球場だといろいろな視点から見れるのでいいんです。

公式がアップしてくれたこの写真、最高。
推しが二人。最高の笑顔。眼福です。

ドラフト新加入組 〜大卒・社会人多め


さて、今日はファンフェスでお披露目されるであろうドラフト加入選手について、私が感じたことをぼちぼち綴りたいと思います。

私、なんかドラフト会議ってその響きだけでワクワクしちゃうんですよね。誰を獲れたとか、他の球団との駆け引きとか、まあ面白みっていくらでも見出せるとは思うんですけど、私は単純に「どんな人が新しくチームの仲間になるのかな」っていう純粋な気持ちですね。

新しく来るのはどんな人なんだろう、とかこれからどんな風にチームのみんなと絡むのかな、とか。想像するだけでワクワクして、楽しいなあって思うんですよね。

全体としては、昨年同様大卒と社会人が多めとなっています。個人的には、そっちの方が面白いなって思うんですよね。
高校生って、入った瞬間から「一番末っ子」になるわけじゃないですか。まあ末っ子にも末っ子の良さがあるんですけど。

大学4年間や、社会人野球を通して別の境遇にあった人たちが新しく「ファイターズ」という縁でひとつの道を歩み始めるんです。今いるメンバーの中では年下でもあり、年上の場合もある。
チームにはいろいろな世代、幅広い年齢の人がいた方が楽しいと思うんです。どんな関係性が生まれるんだろう、ってワクワクしますね。

そんな新しく入ってくる人たちの中で、ふと思った選手について綴っていきたいと思います。


伊藤大海

ファイターズファンにはいろいろな方がいらっしゃると思いますが、多くのファンにとっての目玉候補だったのではないでしょうか?

私もそうでした。彼はドラフト前から雑誌やテレビで話題になっていたし、何より道産子、生粋の北海道生まれ北海道育ち。ファイターズ推し冥利につきます。
みんなドラフトって言えば彼の名前を出していたし、逆に意識しないっていう方が無理でした。

本人には悪いですが、即戦力として一年目から早速ガンガン投げていただきたいですね。(別に申し訳なくもないですけど。)
先発かクローザーかでしばしば議論されてますけど、まあまずブルペン事情との兼ね合い、キャンプ次第ですがね。
だけど個人的には先発でまずはやって、クローザーの方が適性がありそうならそっちっていう方がいいと思います。

でも私、彼については本当に最低限の情報しか知らなかったんですよね。大学日本代表だったとか、YouTubeとをやってるとか。
そんな私が、彼について本当に強い印象を持ったインタビュー記事がありました。

まずタイトルで惹かれたんですけど、私はこの自分にとって、“アップのキャッチボールが必要か?”っていう発想に辿り着くことがすごいなあって思ったんですよね。
キャッチボールって、私レベルでも思う当たり前。お腹が空いたらご飯を食べたり、眠くなったら寝たり。必要か否かとかじゃなくて、「そういうもの」だと思ってました。

世間では議論にならない当たり前とされていることに疑問を持って、それを否定して自分なりの最適解を導こうとすること。
そういうことってやれって言われて急にできるようにものじゃない、優れた能力です。本当に主体性を持っている人なんだなあって感心しちゃったんですよね。
自分としっかり向き合って、強くなるために何が必要か。伊藤くんは「自分の頭で考えることができる人」のように思えました。
こういう人は本当に魅力的だし、ぐんぐん伸びていきます。メキメキと成長するだけの力があるんですよね。

こういう「自分」をちゃんと持ってる人ってそもそも優秀な選手だとも思うんですけど、チームにいい影響を与えられるんですよね。
自分が強い人って、周囲との協調において一筋縄でいかないって思われがちなんですけど、私は一概にはそう思いません。
どんな時も自分をしっかり持ってる人は、良い時も悪い時も波があまりないんです。あったとしても、一定のペースを保っていられるんですよね。

彼のような存在って、周りの選手としては、調子の良い時はあまり気にならないかもしれないけど、悪い時に特に目に留まります。
人って、その悪い時というのは何とかその状況から抜け出そうとします。
そういう時に、周りに「いつも変わらない人」がいると、こういう風にやればいいんだという安心感と勇気を与えます。周りは、その姿に鼓舞されるんですよね。
本人は意識しなくても、チームが迷った時の道標みたいな存在になってるんですよね。

だからこういう人は、チームが明るい時はもちろんだけど、暗い時ほどその闇を照らすように、自分のその姿でチームを励ますことができるんです。
そんな伊藤くんって、ファイターズの現状にぴったりの選手だと思いませんかね。
特に彼の場合、ファイターズ一年生。なおさら良き「起爆剤」になりそうですよね。期待しかありません。

あと、伊藤くんって大卒なんですけど、他の大卒の子より一学年上なんですよね。(97年生まれ。)
これ、地味に最高じゃないですか?
普通の大卒だったら、98年生まれの人と同学年なんですけど、そうじゃない。うまく言葉にできないんですけど、年齢の違いが人としての味を出してくれると思うんですよね。
ファイターズ内では、平沼くんあたりと同学年です。平沼くんとどんな絡みするんだろう。

あと本当になんとなくですが、伊藤くんって鈴木健矢くんと仲良くなりそうだなって思ってます。なんかこの二人って、気が合いそうじゃないですか?よくわかんないけど。


今川優馬

今川くんはとにかくドラフト指名時に号泣していたのが印象的です。恩師の監督(こっちも泣いてる)と抱き合って、人目もはばからず男泣き。少年みたいなわんぱくな涙に、心を打たれました。

彼こそ語ることだらけです。彼をフィーチャーした番組や本人のTwitterを見ていると、どんどんネタが出てきます。
道産子、苦労人、大家族の長男、筋金入りのファイターズファン…。
もう、これでもかってくらい「応援したくなる要素」が詰まってます。なんならもう渋滞を起こしてますね。

結局のところは、報われてよかったねって思わざるを得ないんですけど、それと同時に今がスタートなのが面白いところです。
ここが今川優馬・プロ野球編の序章。まだまだこれから、彼の物語が続きます。現段階ってもしかしたら、彼の人生のストーリーではまだ全然山場じゃないのかもしれませんね。

選手としては大砲候補の外野手のようですが、ファイターズは外野手の他のポジションと比べ壁が高く、ポジション争いはとても厳しいです。

西川遥輝さんの去就は未定とはいえ、絶対的レギュラーには大田泰示さん、コンちゃん(近藤選手)がいます。この二人は休養かケガでもない限り、外れることは絶対にあり得ません。

控えには松本剛くん、淺間くんがいます。この二人はセンターも守れる上、現場での一定の信頼があります。選手登録は内野手ですがユーティリティーの杉谷さんもいますね。
さらに一軍にはレフトを守れる代打の切り札のロンロン(王柏融選手)、二軍の壁としては谷口きゅん、そして同期には足が武器の五十幡くんがいます。

これらを踏まえると、彼が一番アピールしなければならないのはその打力。年齢的に、まずは早期に「二軍の帝王」になることが求められそうですよね。今季ファームで無双して支配下を勝ち取った樋口くん状態になること。(今川くんは本指名ですが。)万波くんや片岡くんのように、待ってもらえることはあまりないと思います。

まあキャンプ次第なんですけど、今川くんに最も課されるミッションはそういうものじゃないでしょうか?でも、期待して見ています。

あと本人曰く、好きな選手は翔さん(中田翔選手)、コンちゃん(近藤健介選手)、樋口くん(樋口龍之介選手)らしいです。
メンツがいかにも野球少年が好きそうな感じで、いいですよね。特に樋口くんを選ぶあたりにガチファン感が出ていて最高です。

あと、テレビで見た今川家の顔がみんな今川くんそっくりでしたね。なんかとっても微笑ましかったです。


五十幡亮汰

五十幡くんもご家族のエピソードがとても印象的で、先行してますよね。それについてはテレビでもやっていたので、いろいろ思うことではあります。プロ野球選手になれて良かったなと思うし、チームに貢献してほしいです。

とにかく足っていうわかりやすい武器があるっていいですよね。走塁と最低限の守備・打撃さえ一軍レベルになれば、一年目から代走要員で試合で姿を見れそうです。まあ、とりあえずキャンプや合同練習で状態を見たいですけどね。

個人的に気になるのが、彼が私の好きな選手のひとり、ピンくん(石井一成選手)と共通点があること。
ドラフト2位指名である点と、石井巧くんという2人を繋ぐ共通人物がいます。
石井巧くんは彼の出身の中央大学の後輩であり、なんとピンくんの弟。世間狭いですね。

直接絡んだことはないそうですが、だからこそピンくんといっぱい絡んでほしいんですよね。早く二人でご飯に行ってプロの世界というお話を聞かせてあげてほしいです。願わくば仲良くなればいいなあ、って思ってます。

あと五十幡くんの顔ってどこかセリーグ顔じゃないですか?なんか雰囲気が、ヤクルトか広島にいそうな印象を受けるんです。
そこから思ったんですけど、谷内亮太さんの顔に少し似てますよね。あと、岡ちゃん(現ロッテ:岡大海選手)に似た雰囲気もあるような気が少ししました。

つまり文句なしの黒髪顔ですが、個人的にはこういう選手にこそ、周りの先輩みたいに髪を染めたりパーマをかけたりして、垢抜けてみたらいいじゃないかと思います。若いんだから、いろいろやってほしいんですよね。

おおっぴらに髪色髪型ヒゲ自由なのって、うちと西武くらいなもんですよね?
一番には野球を頑張って欲しいんですけど、「プロ野球選手」もエンターテイメントだと私は思っています。是非チャレンジしてみてほしい。


古川裕大

なんか、大人しそうな子ですよね。とにかく「打てる捕手」っていう言葉が先行していたので、大城卓三くんや森友哉くんみたいなのを想像していたらすごい大人しそうでちょっと新鮮でした。

あと、YouTubeで地元群馬のローカル局のインタビューを見たんですけど、意外と声が低い。声の意外度で行けば、J(野村佑希くん)の声が想像以上にめっちゃ低くて驚いたんですが、それに匹敵しました。

あと、身長が182cmとプロ野球選手の中では中の上くらいなんですが、その割に体が細いなと思いました。華奢ってわけではじゃないんですが。
でも去年の体重は86kgあるらしい…。私見では、全然70kg台の見た目なんですが。
ここ最近でちょっと痩せたのでしょうか?
強打が売りとのことですが、器用に打ち分けるタイプなのかもしれませんね。

まあ彼については、データ的な話しか出てこなくて…。まあドラフト会議前までは一般人なわけですから、当たり前のことなんですけどね。

二人のことは好きですし、とやかく言うつもりはないんですが、今季一軍の捕手は宇佐見と清水の二枚体制で、「もうちょっとなぁ…」って思うことが多々ありました。
キャンプや合同練習での状態次第ですが、現段階で普通に開幕一軍レベルのポテンシャルがあると思っています。まあ本当に状態を見てからですけどね。

急に他球団の話になるんですけど、私としては今季ルーキーならロッテの佐藤都志也くんレベルか、それ以上を想定しています。(私、佐藤都志也くん大好きなんですよね…。)

どうでもいいことなんですが、同期に伊藤くんや今川くんがいることで、逆に古川くんみたいにオープンにSNSやってない子が新鮮に思えます。きっとやってはいるけど、大して話題になってないか非公開アカウントだけかってことだと思うんですけど。
非公開アカウントでSNSをやってるタイプですかね。だとしたらネットリテラシーが高そうで、好感が持てます。

成績的にも人間関係的にも、本来通りここからが楽しみなんです。まずはキャンプで誰と絡むかですよね。
同期の中の人間関係で言えば、やはり今川くんがまとめ役になるんでしょうね。そこは絶対揺るがないでしょう。
古川くんはやはり、伊藤くんや五十幡くんと最初に仲良くなると思います。先輩とは誰と最初に絡むんでしょうかね。

あと、古川くんも是非しれっと髪の毛を染めて欲しいですね。こういう子がいきなりアッシュブラウンくらい、ある日突然さりげなく髪の毛を染めると関心が向くんですよね。

同期はみんな堅物な真面目さんが多そうなので、先輩たちが程よく緊張を解いてあげてほしいなとは思いますね。
余談ですが、もうコーチ兼任の鶴さんを除くキャッチャーでは、石川亮くんが最古参、宇佐見くんが最年長なんですよね。ちょっと信じられない…。

育成指名選手含む他の4人も、本当に楽しみです。特に私が気になる子たちをあげてみましたが、やっぱ「ドラフト20年組」っていう単位で気になります。

最後の最後になんか疑問みたいになっちゃうんですけど、今年って本指名の投手少ないですよね。
今年のリリーフ見てたら、絶対に即戦力系の投手とかそこそこ補強するんだろうなって私でも思ってたんですよね。ケガ人も多そうですし、来年の構想がかなり気になります。

今回取り上げたドラフト組はもちろん、まだ見ぬFA移籍組や新外国人のみなさん等、新しい風にワクワクしています。
楽しみです。

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