見出し画像

2…21年7月12日

蓮始開(はすはじめてひらく)

7月12日頃
蓮の花が咲き始める頃。ちょうど梅雨明けをする頃に咲き始め、優美で清らかに感じられる為、天上の花にたとえられています。

中国やインドなどでは神聖な花として扱われ、ベトナムではこの時期蓮茶が人気のようです!

https://note.com/chaocafe/n/n30bc7936b81f

その根茎である蓮根(レンコン)は日本で馴染み深い食品の1つ。

漢方では、部位で効果が違うので区別して利用されます。

レンコンを生で食べると肺を潤わせ、血行を良くするなどの効果。

熟して食用すると食欲増進、滋養強壮の効果。

蓮の葉は漢方では荷葉(かよう)と呼ばれ、昔は安全なダイエットとして、利用されていました。

また、高脂血症などにも効果があります。

蓮の果実は蓮実(レンジツ)と言い、皮を剥いてから更に果実中心にある胚を抜き取ったものは蓮肉(レンニク)と呼ばれ、鎮静作用、強壮滋養などの作用があります。

蓮実の中心から抜き取った胚は蓮芯(レンシン)と呼ばれ、強心作用、血圧を下がるなどの効果があります。

経穴では、

生レンコンなら身柱

熟レンコンなら足三里

蓮肉は通里

蓮芯は神門辺りが該当しそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?