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養生訓 巻第四 飲食下 鳳凰堂流解釈㉓

原文を現代文に改変
怒りの後、早く食すべからず。

食後怒るべからず。

憂いて食すべからず。

食して憂うべからず。


鳳凰堂流意訳

怒った後にすぐ食べてはいけない。

食後に怒ってはいけない。

憂いている時に食べてはいけない。

食べたら憂いてはいけない。

鳳凰堂流解釈

七情(感情)と受納、腐熟、和降(胃の機能)との関係を示唆してます。

怒りは気を素早く上へ上げています。
受納と反対の作用をしながら胃に熱が籠もるので、食べ過ぎや消化不良を引き起こしやすくなります。

憂いは肺が強く働き、脾胃を抑えつけ、腐熟が低下しています。
同様に消化不良を引き起こしやすくなります

運動や活動は脾胃の働きを助けますが、

一方でその際には脾胃は受け身になっています。

脾胃が働く際には他の動きは自重し、落ちついているのが理想です。

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