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養生訓 巻第七 用薬 鳳凰堂流解釈③

原文を現代文に改変

下醫は病と脈と藥をしらざれども、病家の求にまかせて、みだりに藥を用いて多く人をそこなう。人をたちまちにそこなわざれども、病を助けていゆる事おそし。

鳳凰堂流意訳

下医は病と脈と薬をしらず、病人の求めにまかせて、みだりに薬を用いて多くの人をそこなう。

人は直ぐには悪くならないが、病を助けて治癒する事は遅くなる。

鳳凰堂流解釈

薬やサプリメント等、一見良いようにみえて、多量に摂取したり、継続的に摂取すると必ず長期的には心身のバランスが崩れます。

医療はサービスや商売を主とすると必ず心身には悪い方向へ進みます。

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