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一番

音楽、ダンス、イラスト。いろいろな文化に片足を突っ込んでいるわけだが、その中で一番を、と言われると考えたことがない。どれも一番だし、どれも妥協したくない。それだけ。
大学に進学したら、自分のしたいことに時間と金を全力で注ぐことを決めていた。今まさにその真っただ中にいると思うしだからこそ身を粉にしてこれからも精進するつもりだ。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺があるように色々なものに手を出すと何かがおろそかになり、そのどれもが失敗に終わることが常なのだが、この諺最大の問題は二兎を追う過程であり、計画ではないだろうか。この考えが僕の中にある以上、どれかをないがしろにしていると思われるのは大変腹立たしいものであると同時に自分の実力不足を知る。何事も結果がモノを言うのが世の常である。某SNSが買収され、ダサいだのこれは違うだの口にしても、もとの状態に戻したいのであればそのうちの誰かが買収するほかない。それは買収したかの起業家が結果を残した成果なのである。僕としてはインプゾンビなるものを何とかしてくれるのであれば正直不便はしていないのだが、、
話を戻すと、僕が片足を突っ込んでいる文化や場所にはそれに僕と同等か、それ以上に真剣に取り組んでいる人や団体が存在しているわけで、僕は彼彼女らに失礼のないように、或いは後ろ指をさされないように日々を生きているつもりである。相手の全力や意見に、僕自身が真っ向から応えたいからだ。それが最低限の礼儀だと思う。相手に対してももちろんだがその文化に対する礼儀にも思う。周囲にそれが見られなかったり、作品を作るにあたってその環境や気持ちをないがしろにされることは悲しい。
尤もこれはあくまで持論なわけで、大学4年間は人それぞれに存在しているわけだし、それこそある人にとっては部活や文化に対して一番だとか二番だとか、反骨精神がない人もいるのだからこれを押し付けるわけではない。ただ僕の中で一番とは何か、自分にとって大切な物とは何かについて考え、こう思うんだということを文字にしてみたかったし、今後新生活を送る大学生若葉マークの少年少女がいるのであれば、こういう人間もいるんだヨというのを残してみたかったのです。偉そうに。だけども人間いつかは死んでしまうし、後悔のない人生なんてのはあの世に行ったらないとよく聞くので、せめて1日だけでも後悔がない1日、そういう日を作りたい一心で今日も手や頭を動かすわけです。最後は気合とトライアンドエラー、その反復。
そんなこんなで3月末にはCDを出します。誠心誠意作った一枚、ぜひぜひお手に取っていただきたい。場合によってはサブスクリプションも視野に入れてます。ご拝聴のほどよろしくお願いします。
ウス。

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