109_『ことばの生まれる景色』/ 辻山良雄
本を読むことは、誰にでも等価にオープンで、そして世の中には読みきれないくらいの本がある。
目眩がするくらいの量の本を図書館で目にするとそれだけでフラフラしてしまうので、どちらかと言うと店主の目線でセレクトされた本屋の書棚というものが好き。
実は訪れたことのない西荻窪にあるtitleの店主の本。
様々な本がnakabanさんの挿絵と共に紹介されている。少しだけホッパーの本を思い出す。
読んだことのある本も、読んだことのない本もある。読んだことのない本は、魅力的に映り、是非近いうちに手に取りたいと思うし、読んだことのある本も自分の中にはなかった感覚を教えてくれて、改めて読みたくなる。
尾崎放哉の本を借りてみようかと思ったけど、図書館で借りたのは山頭火の本だったりもする。そういうのって、ありだと思う。
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