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【配送ラジオ】払い損?破綻?年金財政は赤字!?年金3つの誤解について


こんにちは!
ハウンドジャパンの川上です。

今回は、多くの人が
年金について勘違いしていることを
解説していきます。

年金の3つの間違いとは?

年金に関して大枠ですね、
3つ間違っている認識があるんじゃないかなと
思うところを取り上げました。

まあ知ってたよっていう人も
いるかもしれないんですけど、

それはそれでね
再認識してもらったらいいと思うんで、
是非このまま聞いてもらえたらと思います。

1個目の間違い『若者は年金で損している』


1個目の間違い何かというとですね、若い人は損してる
っていう風に思ってる人が多いんじゃないですかね。
実はそれ勘違いです。

まず制度としてどうなってるかって言うと、
自分たちが払っている年金は、
今生きてる人に対して払ってます。

そして、少子高齢化で自分たちが大人になった際に
子供が少なかいから、もらえる額が少ないのでは?
これは、事実ではあります

高齢化で子供が少なくなるということは
年金の徴収が少なくなる、

そうすると年金をもらえる額も
少なくなる可能性がある、
これは確かにありますよね。

実際に以下の通り、
1945年生まれの人と1995年生まれの人を
比較すると、1945年生まれの人の方が
納めた金額に対する受給額が
5.2倍と圧倒的に多いことがわかります。

その年金っていうのを、簡単に説明するとですね、
年金制度のせいで損していると感じると思うんですけど、
そういうわけじゃないんです。

国民年金の制度が導入されたのは1961年。
その時45年生まれだった人ってのは16歳なんです。

その人達の両親は国民年金制度の導入前なんです。
当然国民年金に加入してません。

つまり45年生まれの人ってのは年金を
受給できない親の金銭サポートもしながら
保険料も納めていたんですね。
すごいですね。

ありがたいなということですよ。
今若い人たちが老後になった時には、
もらえる年金額っていうのは、そんなに多くないかも
しれない
けど、親が年金もらってることを踏まえると
親に対するその生活費のっていうのが
ないわけですよね。

なんかこの話聞いて思ったのは、
例えば5000万円払って4000万戻ってくるみたいな形で、
減るんやと思ってたんですけど勘違いでしたね。

今のこの瞬間の自分たちだけを見ると、その人の感じに
なると思うんだけど、そもそも自分の親の面倒なんて
自分で見るべき
なんです。
基本的にそうです。

もともとで言うと、何とかしてでも育ててくれたと
お金かけてくれたと、今は国が年金という制度を入れてるから
国からお金をもらって生きてる。

自分のことだけの生活と親の面倒見つつ、
働いていくっていうことで
昔の人は払ってるお金が多かったんだよということです。


2個目の間違い『年金財政は赤字?』

年金財政は赤字と思っている人が多いですが、
実はそれ、勘違いかもしれません。

よくニュースで年金のお金を運用して、
めちゃめちゃ損が出たと報道されますよね。

貯金してるわけじゃないので、銀行にちょっと
預けてるとかっていうものじゃないんです。
年金を運用してるっていう形を、知らない人もいるかも
しれないですね。

2020年末の段階での国債を見てみると、
990兆円です

つまり日本の一般会計における借金っていうは、
だいたいまあ1000兆円ぐらいあるんです。

年金は、年金特別会計っていうところで管理されてるんです。
だから年金特別会計の公的年金を見てみると
実はこれも2019年ですが、プラスで190兆円です。

年金財政って赤字ではなく、
190兆円の貯金があるということなんです。

諸外国と比べても日本の年金は、
有り余っている状況です。

例えば年金の積立金だけで年金を
支給するという風になった場合、

アメリカだったら3年分の年金積立金とか
イギリスは2か月分の年金積立金、
フランスっていうのは年金積立金ほぼないです。

日本で言うと、だいたい5年分ぐらいの
年金積立金があるというところですね。

日本は年金の貯金は、
かなり残してたということなんです。

高度経済成長期ってのがありますねあの時に
現役世代が保険料も結構払ってたんです。


3個目の間違い『年金制度は破堤する』

「子供が少なくなって年金制度が破綻するよ」
みたいな話ですね。
実はねそんなことない、というの3つ目です。

まあ、考えられるような視点もあります。
破綻するって、よく表現されることも多いですよね。
以前ちょっと図でちょっと見せたんですけども
昔は神輿のように、いろんな人の年金で1人を
支えてました。

1人分の払う先を神輿7人分で支えたりとか
それが30年ちょっと前ぐらいです。

今や、だいたい3人ぐらいで
高齢者を支える形となっています。

2040年問題。これは肩車。
1人が1人を支えてるみたいな話です。

ただ、
昔はこの考え方だったんですけど、
今はちょっと合ってないかもしれません。

昔で言うと、定年が55歳です。
平均寿命自体も70歳ぐらいだったんですよ。

早くお亡くなりになられます。
自分が働けても55歳ぐらい。
平均寿命の15年前ぐらい。

今は定年が60歳。年金もらえるの引き上げますよ
みたいのがあって、国全体として
もっと60歳以上にも働いてもらうように

動いていますよね。

これから定年が65歳まで伸びたり、
再雇用で10年間ぐらい働き続ける人も
いるんじゃないですかね。

あと平均寿命も今で言うと、
80歳までに伸びています。

生まれてから中学校終わるぐらいまで
長く伸びてるので、60歳とか65歳の定年を
迎えたとしても、結局まだ再雇用があったりとか
で70まで働く。

以下の図の通り、60歳から64まで
働いてる人は7割って65歳から69歳まで働いてる人は
だいたい5割ぐらい。
70歳以上で74まで働いてる人は3割もいます。

60歳以上の人が80歳90歳の人のサポートをしているような
状態なので、働く期間が圧倒的に増えたんですよ。

年金っていうのは年齢に関係なく、
働いてると保険料というのは基本的に
負担しないといけないので、
少子高齢化だったとしても保険料負担する人の
期間が延びましたよということです。

さらに、今共働きが増えてますよね。
女性も働いてます。

昔は女性働いてなかったです。
結構やっぱ専業主婦になりたい、
みたいな女性も多かったですね。
女の人が働く場所ってのは、
あんまり多くなかったので、
女性の働き方の違いもあります

考え方から見ると、1970年代から2040年問題までを
考えるとですね、働いてる人が働いてない人を
支える割合っていうのは一人ぐらいで
ほとんど変わってないはずです。

1970年時代は2040年とあんまり支える割合は
変わらないよ
という見方なんですね。

子供は少なくなっていくけど、
女性の社会進出も活発になっているという
プラスの要素もあります。

なので、年金制度が破綻というのは
角度によっては考えにくいんじゃないかと
僕は考えています。

何事も一つの視点で見るよりも、
多角的に見てみることで、
考え方も変わってくるんじゃないかと
思います。

今回の内容は、
YouTubeでも話しています!

では、今日はここまで。

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