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&YELLOW/北を向いて右側/デリヘル嬢に本強する男はち×こ切ってしまえばいい

 激務の年末が終わった。
 昨年はお世話になりました。今年も宜しくおねがいします。あけまして!
 今更ですが、2023年11月11日に開催された、文学フリマ東京37での購入品の、感想だとか紹介だとかの記事。第二弾です。遅い?そうですよね。知ってます。しかし、弊社は11月後半から年末が繁忙期なので人権が無いレベルで忙しいのです。12月なんて、ほぼ深夜3時帰りだからなwwwそんな状況で私はnoteより、睡眠を優先した。私じゃなくても大体の人がそうするであろう。そうだ。信じている。




&YELLOW
著・東蒼司

 4編収録短編集
 そのなかの一編目が【ジャネケピス】という題の話です。聞いた事が無い単語だなと思って、調べて出て来たウィキを見て。なんだろう。。。このタイトルのセンスに度肝を抜かれた。これは凄い。いや狡い(尊敬語)
 テイストはかなり違う感じで4編。私は【カナリア冒険譚】がかなり好みでした。どんな話かというと、カナリアを探しに行く話です。ああ、ネタバレじゃないですよ。




北を向いて右側
著・東蒼司

 同作者の短編集。これは旧作の編纂し直しverなんですかね……?新装版って書いてあるし。
 6編からなる短編集。まずこの本を語る上で外せない。表紙でしょう。
 表紙に話の全てが描かれていると言っても過言ではないです。
 銃がどう、和式便座がどう、スマイルがどう。全部の話の象徴であるので、狡い(尊敬語)
 どれが好きと聞かれればハロウィンかな。。。話がどうより筆者の描くちょっと不憫な少年が好きなのかもしれない。




デリヘル嬢に本強する男はち×こ切ってしまえばいい
著・ぴょん

 過激なタイトルだなあ(好き)
 本強は「むりやり」と読んで、男は「ゴミクズ」と読みます。うん!素敵だ!
 他のSNSでは公表していないが、私の身体の性別は女である。別に大きな声で言う気は無いが隠している訳でもないのでここで言っておく。鵬命は戸籍上は女性です。
 このエッセイ本って、読み手の立場が大きく四つに分かれると思うんですよ。①同業者、②同業者ではない女性、③風俗を利用する男性、④風俗を利用しない男性
 これでいくと、私の立場は二番目の同業者ではない女性に当てはまる。このエッセイの面白いところは、②と④と立場の人は、全く知らない世界の話をされているところである。
 勿論、私の知り合いにだって何人かは風俗で働いている人はいる。しかし、仕事の事を話すかと言えばそうでもない。たまに愚痴を聞く事はあっても具体的にどんな仕事かは、ほぼ知らないのだ。
 よって、このエッセイの良さは、本当の意味で知らない事を知れる。それに尽きる。みんな読んだ方が良いよ。知らない事を知れる。【本】としての本来の意味を全うしている。
 内容に関してはネタバレになってしまうので書けないが、少なくとも②、④の立場の人は新しい知識としてお勧め。
 凄くどうでも良い感想を書く事を許されるのなら、(嘗て交際した人の中でデリヘルプレイをしようと言って、キッチンタイマーを買ってきたあの男は謎だったなあ)と凄くどうでも良い過去を思い出した事です。



 (今の思い出話必要だったか……?)


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