「働き方」の教科書 「無敵の５０代」になるための仕事と人生の基本 出口治明 出版：2014年新潮社№624
50代は無敵！
価値観や思考軸を強固にするため、
常に「学ぶ、知る、考える」が大切。
人間に生きる力を与え、強くします。
学び、知り、考え、原理原則に立ち返ることで
人生はより豊かに、有意義になる。
■お金は全て使い切る相続税100％にする。
20、30代への贈与税を0％にする。
こうすればお金は回り、日本経済が活性化する。
子孫にお金を残したいという気持ちもわかる。
しかし、本人のためになりますか？
成人した子どもは自立すべきです。
動物と同じです。
極論ですがお金を残そうとすると、
したいこと我慢して家に閉じこもることになる。
人と社会との交流絶つと信頼出来るのは
お金だけとなるのでは？
■英国の幼児教育
保育園児にお互いの顔をじっくり観察させて、
外見がみんな違うということを
心底理解出来るよう何度も繰り返す。
その後、見た目が違うなら心の中はどうでしょう？
一緒かな？違うかな？と問う。
違うから自分の思いを言葉にして話さないと
伝わらないよね！とそれだけを3年間徹底する。
小学校の低学年では、
野山に出てひたすら下半身を鍛える。
動物なので裸足で土を踏む。
健全な心身を鍛える基礎になる。
その後に知識を入れていく。
■50代が一番起業に向いている
子育て終盤、パートナーも働いている、
貯金がある、経験値、人脈がある。
企業から去ることで若い世代が上のポストにつける。
大人が積極的に新しい世界へ飛び込めば、
それを手本に若い人も飛び込み出す。
失敗しても心配はない。
今、日本は人手不足。
職種を選ばなければ生活出来るくらいは稼げる。
そしてまた挑戦すればいい、
まだ人生は半分あるんだから。
本来、一度も失敗せず
成功しろということ自体が間違い。
■これからの世界
人口がどんどん減少する日本。
子どもを望む人が、産みやすい社会を作る。
留学生を増やす。
そのために、魅力のある大学にする。
高齢者の労働力の活用。
健康で意欲あれば年齢フリーで働ける仕組み。
女性の活躍 日本の男女平等達成レベルは
136カ国中105位(中国69位、インド101位)
ブレーキ掛けているのは103万の配偶者控除の壁。
社会保険の第三号被保険者制度。
待機児童等。
【感想・行動】
私がこの本で一番衝撃を受けたこと。
ネーデルランドがオランダであるということ。
オランダという国はないこと！
本に聞いたことない国が
書いてたから大学生の娘に聞いた。
私「ネーデルランドって知ってる？」
娘「オランダやろ」
私「ん？オランダちゃうで、ネーデルランドやで。」
娘「だからそれがオランダやねんって！」
私「??((ㅇ(;𖦹ࡇ𖦹;)ㅇ))びっくりしたぁ。
いつから知ってたん？」
娘「中学生くらいかな？
じゃぁオランダ人のこと英語でなんて言うと思う？」
私「ダッチ」
娘「それは知ってるんや（笑w）」
お母さん知らんかったわ！
あまりにもびっくりして、椅子から転げ落ちた。
いや、ほんまに。
ここ数年最大の衝撃やったわ！
猛烈な驚きぶりに娘爆笑してたもん！
本の内容全部ぶっ飛んだわ！
でも今、知れて良かったわ！
ありがとう出口治明さん！
娘さん！
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