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【町民インタビュー vol.2】 まちの社長さん編

こんにちは!スキフェス広報担当の三好です。
この記事では、まちの大人の「好き」を取り上げていきたいと思います。「見晴るかすコース」では、これまで40名のまちの大人の方々にインタビューをさせていただき、まちの「好き」がつまった冊子を作成しました。

そこに表現されている「好き」の裏側には、さまざまな背景やストーリーが隠されています。冊子の中だけでは伝えきれなかった部分まで、まるっとご紹介したいと思います。

今回取り上げるのは、まちの社長さんたち。
ぜひご覧ください。

齋藤仁志さん ・有限会社齋久設備

あなたの「好き」を教えてください。
ー  家族や自分、国見町。

有限会社齋久設備の代表取締役の齋藤仁志さん。
普段は会社の未来を創る役割を背負いながら、お仕事をされている仁志さんですが、「仕事は好きじゃない」と語っていました。その真意とは一体何なのでしょうか?

家業として設備業をしており、それを今はお父さまから継いで会社経営をされています。もともとは桑折町出身で、高校のときにこの国見町に引っ越しをしてきたそうです。

そんなとき、違う土地に移住をしたことをきっかけに、自然と自分の暮らすまちを相対化して見るようになり、自分の暮らすまちをもっともっとより良くしていきたいなと、漠然と思うようになったといいます。

また仕事柄、地域に支えられているなと実感することが多く、もっとまちに恩返しがしたいという思いが一層強くなったそうです。そういった背景から、人々のライフラインを支える水道屋を経営したり、東日本大震災のときには除染作業を請け負ったりして、目の前にいる大切な家族たちも含めた「まち」のために働いている、そんな感覚なのだそうです。

斉藤さんの中のありたい自分として、「精力的に、活動的でありたい」「型にとらわれたくない」というポリシーがあるといいます。
だからこそ、水道屋という仕事だけでなく、ジェラート屋さんを立ち上げたり、アパレルショップさんを立ち上げたりして、様々なかたちでお仕事をされていると語ってくれました。

大事なのは、仕事自体を好きかどうではなく、自分がどうありたいのか。それを体現するための仕事である。
そんなことを伝えてくださったインタビューでした。

上神田健太さん ・ 家守者桃ノ音

あなたの「好き」を教えてください。
ー  まちづくり。

Co-Learning Spaceアカリのオーナーで、家守者桃ノ音の代表取締役の上神田健太さん。元縫製工場をリノベーションして、2018年にアカリをオープン。空間と価値観を共有しながら、一人一人の想いを大切にする場所として、運営されています。
また新たな挑戦として、JR藤田駅前に断熱性能の高い住宅地、エコタウン開発を現在進めていらっしゃいます。

そんな上神田さんの「好き」は「まちづくり」。
その背景は一体何なのでしょうか?

もともとは、岩手県の普代村で幼少期を過ごしていた上神田さん。
大学は国立宇都宮大学に進学をして、都市計画やまちづくりの研究などをしていました。まちづくりのことをやるならば、公務員だろうと東京都庁に7年間勤務をするも、配属されたのは違った部署。そんなときに、台東区にある蔵前というまちに出会います。

若手が入ってきてまちが再生していく姿を目の当たりにして、仕組みややり方次第でまちは変わっていくんだということを実感したといいます。そんな中で、奥様のご実家があった国見町に移住をして、建設業も担いながら、まちづくりを実践的にやるようになったそう。

こうして、さまざまな取り組みを国見町で実践してきたと言います。
そんな上神田さんが、まちづくりの考え方についてもお伺いしました。

それは、地域ごとの特性と人の個性を組み合わせて、最大限に活かすことができれば、「地域ならでは」が生まれていくということ。誰もがオリジナリティを持っているからこそ、その個性を最大化できるようにまちをデザインしていくことが大切だと語ってくれました。

当たり前にとらわれず、「好きなもの、疑問に思ったことを追い続け深めていく」ことを体現している上神田さん。
そんな上神田さんが手がけるまちづくりを通して実現される未来にワクワクするインタビューでした。

▼  もっと詳しく知りたい方は、こちら


さいごに

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
当日は、まちにあふれる「好き」がまるっと。ぎゅっと。つまったイベントになること間違いなし。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。


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