放課後塾ハルの「テーマ授業」ってどんな授業?
放課後塾ハルでは、子どもたちの興味関心を広げるきっかけづくりとして、「テーマ授業」というプログラムを実施しています。
身の回りにあるさまざまなテーマを扱いながら、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」という知的好奇心を刺激し、世の中にあるワクワクに触れる機会を提供しています。
ちなみに保護者説明会にお越しいただいた方は、実際に一度体験していただいただかと思いますが、今回は、もう少し詳しくテーマ授業というものについてご紹介させていただきたいと思います!
私たちが大切にしていること
突然ですが、
この記事を読んでくださっている皆さまに質問です。
「これからを生きる子どもたちにどのように生きてほしいですか?」
この答えには、正解や不正解があるわけではないので、ぜひ一度考えて、自分なりの答えを出してみてください。
ちなみに、私たちは「自分の意思で自分の人生を切り拓いてほしい」と考えています。つまり、自分の未来にワクワクしながら、自ら意思決定をして自分の人生を創っていってほしいと思っています。
実は、放課後塾ハルのMISSIONである「地域と子どもの未来を見晴るかす」という言葉にも、そういった願いが込められています。
公営塾を通じて、子どもたちに今の自分があるのはここでの経験があったからだという経験を積んでもらい、自信を持って、自分の未来を遠くまで見渡してほしい。また、そういった子どもたちが将来育っていくことで、地域の未来も遠くまで見渡せると信じて、日々塾運営をしております。
話が少し逸れましたが、自分で自分の未来を創っていく力は、実はこれからの社会において必要とされる力だと言われています。
新型コロナウイルスなどの感染症拡大のように、いまの時代は、これから5年10年先ですら何が起こるか予測困難であると言われています。これまでの当たり前が通用しなくなった中、変化の激しいこの社会の中で、自分で考えて、自分で行動する力が求められています。
そんな社会の変化に合わせて、教育もこれまでとは大きく変わり、知識のインプットに加え、「探究的な学び」が大切だと言われるようになりました。
こちらの説明だと少し難しく聞こえますが、端的に言えば、自分の違和感や興味関心から問いを持ち、突き詰めていくというプロセスのこと。まさにテーマ授業を通じて、行っているようなプロセスです。
身の回りにあるテーマに対して「なぜ」「どうして」という問いをフックに、物事の本質に触れる機会をつくったり、さまざまな見方で物事を捉えて、知らなかった世界に触れるきっかけをつくったりしています。あくまで、テーマ授業は「きっかけづくり」にすぎませんが、授業を通して、世の中に対するワクワクする気持ちを醸成していきたいと考えています。
このように放課後塾ハルでは、学習面のサポートはもちろんですが、いわゆる学力ではなく、これから必要とされるような力を育て、子どもたちの変化を生み出すプログラムを実施しています。
冒頭でも書かせていただいた通り、私たちは、子どもたちに「自分の意思で自分の人生を切り拓いていてほしい」と思っています。
それは、大きなことを成し遂げてほしいという意味ではなく、社会に役に立てるようになってほしいという意味でもなく、「子どもたちが子どもたちの人生を自分らしく歩んでいけますように」そういった願いを込めています。そのための手がかりの一つとして、テーマ授業をうまく活用してみてください。
保護者のみなさまへ
今後も、小中学部ともに、テーマ授業を実施してまいります。noteを通じて、授業内で実施した授業についての情報は発信させていただきますので、今回の記事を読み、「テーマ授業面白そうだな」と思っていただいた方は、今後ともぜひご覧いただければと思います!
またお子さまと、ぜひ内容について話をしてみてください。その中で、積極的に「なぜ?」「どうして?」と問いを投げかけてみてください。きっと子どもたちは、そういった大人の背中を見て育ちます。このnoteは、子どもたちと対話するきっかけをつくるツールとしても、使っていただけると嬉しいです!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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