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ヴィジュアル系インサイドセールスが書く「ホッとする」ノート:年末のバンドマン

このnoteは、2020年1月7日に配信した「ホットリンクのメルマガ」のバックナンバーです。メルマガ講読フォームはこちらhttps://service.hottolink.co.jp/mailmag/

こんにちは。ホットリンクのヴィジュアル系インサイドセールス、堤です。


皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?


まとまった休みをゆっくり過ごされた方も多いかと思います。
私も休みを満喫し、心身ともにリフレッシュし仕事に向かっております。



今回は、年末のヴィジュアル系バンドマンの過ごし方について書こうと思います。



これは実際に私がバンドマン時代に送っていた、過酷ながらも刺激にあふれた年末のお話・・・。




年末、多くの人達が休みの期間に入ってからが、バンドマンにとっては繁忙期となります。
集客が見込める為、全国各所のライブ会場でイベントが開催されるからです。



私も毎年この時期は、怒涛のライブスケジュールを送っていました。
特に思い出深いのは12月31日です。



日中から深夜まで各所でライブが行われる為、1日で多くのライブ会場を回ります。



その為、小回りの利く体制で動く必要があり、バンドメンバー、ヘアメイク、物販スタッフという、ライブを行うのに必要最小限のチーム編成で、機材車もメンバー自ら運転をしながら回っていました。



機材搬入→ライブ出演→機材搬出→次の会場へ移動→機材搬入・・・



この流れをタイトなタイムスケジュールで繰り返す為、メイクや衣装もそのままになります。



入り待ち、出待ちをしてくれるファンの方達は、普段見れないバタバタしているバンドの姿を見れるのもまた楽しんでくれていたり、
時にどうしても人手が足りない時に、他のバンドのスタッフも機材運びを手伝ってくれたり、もはやカオスなのですが、それも含めお祭り感が満載です。



そしてド派手なメイクをしたまま運転をしている為、検問などに引っかかった場合、免許証確認で「本人ですか?」と疑われたり、
何の集団なのかと車内チェックをされたり、トラブルも起こりがちです。
それも含めお祭り感が満載です。



そして醍醐味はやはり、カウントダウンの瞬間です。この瞬間にステージに立てるバンドは数が限られますので、
その年に多くの注目を集めた、旬のバンドが務める事がほとんどです。



私のバンドも務めた事があるのですが、あれほど年越しの瞬間に感動した事はないと思います。



共に夢を追うバンドメンバー、スタッフ、ファンの方達と共に、新しい年を迎える瞬間に一つになる。



大好きな音楽を奏でながら・・。




私はバンドの業界に入るのが早かった為、特に10代の頃は周りから「若いのに大変だね、年末でみんなは遊んでいるのに」
なんて言われる事がありました。



しかし、心から笑う事ができない青春時代を過ごしていた私にとっては、
周りがお祭り騒ぎになる時期は孤独感をより感じてしまい、むしろ好きではなかった。



だから、ステージ上で仲間に囲まれて迎えた年越しというのは、心から笑顔になれた、素晴らしい瞬間でした。



もちろん私にとってのバンド活動は遊びではなかったですが、かといって仕事と割り切っていた訳でもありませんでした。



私の人生の中にバンドがあり、そこにオンもオフもない、そんな感覚。



ビジネスマンになってから、その感覚は持った事がなかったのですが、最近、近しい感覚が芽生えています。



仕事をする為に生きている訳ではなく、私の人生の中に仕事がある。



2019年、仕事がきっかけでたくさんの素敵な方達と出会う事ができました。
それは、これまでの私のビジネスマン人生では考えられない変化でした。



その方達は、私にとっては仕事の付き合いはありつつも、もはや仲間という感覚でもあります。



そうした人との出会い、関わり方が、良い意味で仕事とプライベートの境目を破ったのだと思います。




2020年、私に何ができるのか?



インサイドセールス業界では、2019年の後半に、既存概念の破壊が提唱されました。



AI等、新しい技術の波がインサイドセールスにも影響を与える中、偉大な先人達を倣っているだけではなく、
新しい手法を、新しい世代が作るべき時代が来たのだと。



そして、私も新しい世代の1人で在りたいと思っています。



今まで「周りを見返してやりたい」「下克上を起こしたい」そんな気持ちで走り続けてきましたが、
ここからは本当の意味で、独りではなく、新しい世代の仲間と共に進んでいけるのかもしれない。



「プロになんかなれる訳がない」と馬鹿にされ続けた田舎のバンドマン達が、たくさんの人達を巻き込みながら突き進んでいったストーリーを、違うフィールドでもう1度作れるかもしれないと、胸が熱くなっております。



今まで、私が書くメルマガに共感してくれた方達。Twitter等で感想をいただけた方はもちろん、きっと他にも居てくれると思っています。



皆さんとも、新しく作るストーリーの中で出会えたら・・・そんな事を本気で考えております。



今年も魂を込めて私の想いを綴りますので、よろしくお願いします!

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