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私は、娘を2005年に出産してから「両立」すなわちワークライフバランスにアンテナを立てて生活してきました。

20代に働いた旅行会社時代は、残業するのが当たり前、24時間自分時間、
趣味なんてほとんどなく、仕事と仕事仲間に費やしていました。

それが、結婚によって、出産によって、自分の暮らし方、働き方、すなわち生き方を見直すことになっていきます。
仕事も楽しい。でも、子どもの成長にも寄り添いたい。自分の時間も必要。
でもかなわない、何か、仕事を優先しなければいけない周囲の雰囲気や
自分のこれまでの価値観。

「仕事と子育ての両立」に関する情報が、2005年頃はほとんどなく、
「ママ」という役割の居場所か、「ビジネス」か。
分断された情報しかありませんでした。

だからこそ、自分の悩み解決のためにスタートしたのが
「ワークライフバランス向上委員会」という2007年に立ちあげた
地域活動でしたが、
活動とともに、
自分の悩みは、社会構造の問題であることに気づいていきます。

「子育て」に限らず
誰もが、仕事以外に大切にしたいことや、やりたいこと・やるべきことがある。
そのときは無くても、長いスパンで見ると、仕事以外の時間が必要なときが必ずやってくる。
子育てだけが配慮・優先されるものではない、ということも、活動とともに気づき、発信しています。

そもそも、考えたら
働くの“標準”が
「フルタイムで働けて、残業も転勤もOK」になっているわけで。

それができない人は、評価が「減点」だったりするわけで。

「子育てをしなきゃいけないお母さん(ここもなぜか女性に限定している傾向)に配慮しましょう」的な、
特別配慮(ともすると線引き)両立支援は
もう限界が来ていると思うのです。

もっとポジティブに、両立当たり前社会であることを広めたい。

子育て、資格取得、ボランティア等地域活動、介護、習い事、副業、、、

仕事以外の時間の使い方で、仕事が、自分の暮らしが
より豊かになるんですよね。

「両立」  ・・・ もっとええネーミングないかなあ

ぼやぼやっとつぶやきましたが
「両立」にまつわる情報や、これまでの経験など、記していけたらなと思います!


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