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[技術ライティング講座]講座の振り返り#1

ホッタです。

2024年1月から、ノンプロ研で技術ライティング講座を受講しています。先週1月19日(金)に第1回目の講義がありましたので、その内容について印象に残ったことや学びになったことを書いていきます。

今回のテーマは「イントロダクション」です。「ライティング=書くこと」についての基本的な考え方について学びました。

講座第1回のTogetterまとめはこちら↓↓↓


技術ライティング講座の概要

技術ライティング講座は「書く」というスキルを身につける講座です。

SNS、Webライティングおよび数10ページ程度の書籍にて、技術に関する文章を書くための知識とスキルを身につけることを目指します。コミュニティにもご参加いただくことで、継続して学ぶ環境と仲間を得られるというのが最大の特長です。

ノンプロ研講座購入ページの技術ライティング講座についての紹介文より

講義の最初で説明のあった講座のゴールはこちら。

講座のゴール

具体的には、以下のようなカリキュラムが用意されています。
Twitter→Webライティング→技術同人誌を書くという実践を通じてライティングの技術を身に着けていくというのが基本的な流れになります。

講座カリキュラム

書くことの意義

まず初めに、「なぜ書くか」ということについて学びました。ノンプロ研は学習コミュニティですので、学習効果を高めるためのアウトプット手段として「書く」ということに着目しています。

学習は、今自分が持っていない知識やスキルを身につけるものなので、基本的にはインプットから入ります。ただし、インプットした知識やスキルを使えるようにするためには、記憶として定着させる必要があります。そのためにアウトプットが有効ということです。

記憶されやすい情報

アウトプットの方法は実践する・書く・話すなどありますが、「書く」は制約がなくできるアウトプット方法です。学んだけど今すぐ使わない情報はあっという間に忘れてしまいますので、とりあえず書くことで身につけようということです。

「書く」は「やればできる」

どこに書くか

次に、どこに書くか、ということについて学びました。
よく、学生のときには授業を受けたらノートを取るということをやっていたと思います。この場合のノートの公開範囲は自分もしくは近しい友人くらいの狭い範囲が一般的です。
それに対して、公開範囲を広げていくことで学習効果が高まるということを教わりました。

公開範囲と学習効果

なぜ、公開範囲を広げると学習効果が上がるか。それは多くの人に見られることで「ちゃんと書く」ようになるためだと思います。
私も、自分向けに書いたノートやメモを後で見返したときに「これなんだっけ?」とか「なぜこれを書いた?」と思うことがあります。でもこのnoteのように公開する前提で書く場合は、ある程度は他人に説明するつもりで書くので、情報を整理したり背景情報を書いたりということをします。

そして、どこの媒体に書くかと書く内容の規模感についても学びました。
X(ツイッター)は手軽に発信できますが、140文字という制限があります。ポストを繋げていけば何文字でも書けますが、可読性は落ちるのであまり長文を書くものではないです。
次に文字数が多い媒体はブログです。ブログだと文字数制限がないのでしっかり説明ができます。ただし、1つのブログ記事で1万文字を超えるような記事を書いてしまうと、やはり可読性が落ちるので、1記事1テーマが限界です。複数テーマをまとめて1つにするなら書籍になります。

いきなり書籍のような長文を書くのは難しいので、以下のような流れで書いていくことになります。私はXのポストは(数だけは)できるので、そこから膨らませたりまとめたりするようになりたいと思いました。

同じことを別のところで何回も書く

書くことのメリット

今回私が一番、目からウロコポイントだったことです。

学んだ内容、情報を整理することで価値を上げる

書くことのメリット

これは自分が苦手なところです。Xやnoteで書いて公開すること自体はそれほど苦ではないのですが、ただ書き散らかしてるだけで情報が整理されていないので、後から見返したときに分かりづらいです。noteで公開する場合は他人に見られることを意識しているのもあってまだ良い方ですが、自分用にNotionに書き留めているメモになると、まあひどいものです。
この講座で学ぶことで、情報を整理してアウトプットできるようになりたいと思います。

何を書くか

私達ノンプログラマーは発明家や小説家ではありませんので「生み出さなくていい」です。これで少しは気が楽になります。ただ学んだことを書けばいいということです。

学んだことを、書く

そこで重要になるのは「何を学ぶか」ということになります。
私は受験を控えた学生ではないので、学ぶ対象は自由に選ぶことができます。嫌いなものを学ぶ必要もないですし、好きなことや何かの役に立つことを学べばいいのです。

何を学ぶか

ただ気の向くままに学ぶのもいいのですが、せっかく時間を使って学ぶなら、ある程度学習する内容を関連付けて学ぶことでそれぞれの結びつきによって学習効果を上げたいです。ブログや書籍も1つの技術よりも、組み合わせたほうが書きやすいのかなと思います。
ということで、学習対象の構造化をやってみよう!というのが今回の宿題になっています。自分のスキルや学習対象の棚卸しは今まであまりやってこなかったので、これを機会に取り組んでみようと思います。

学習対象の構造化

学習の習慣化

最後に、学習の習慣化についてです。こちらのスライドも目からウロコポイントですね。

書く習慣ができていないのは、学習の習慣ができていないこと


耳が痛い

これはかなり耳が痛いです。去年はほとんどnoteが書けてなかったのですが、これは習慣的に学習してなかったと言われればまあそうかなと思います。今年は書く習慣=学習の習慣をつけていきたいですね。

習慣化についてのヒントも頂きました。決まった時刻で学習時間を確保するという方法もありますが、何かの行動をトリガーとして学習するという方法もあるということです。
各自の学習の習慣化のやり方については今回の宿題になっていますので、学習時間の確保や習慣化について、改めて考えてみたいと思います。

まとめ

今回学んだことのまとめです。とても学び多い講義でした。

  • アウトプットで記憶を定着させる

  • 「書くこと」は手軽なアウトプットの方法

  • アウトプットは全世界に公開すべし

  • アウトプットは少ない文字数から始め、整理してまとめていく

  • 学んだ内容や情報を整理することで価値を上げる

  • 生み出さなくていい。学んだことを書く

  • 書く習慣がないのは、学ぶ習慣がないこと

  • 何を学ぶか、整理してみよう

  • 学習の習慣化について考えてみよう

最後の2つは宿題になっているので、これから考えていきたいと思います。

ちなみに、今回の講義でインプットとアウトプットの時間的な比率は、だいたい4:6から3:7がよいと言われていました。アウトプット多めです。
今回の講義は2時間で、このnoteを書くのに2~3時間くらいかけています。ここから宿題でまたアウトプットするので、講座の内容をnoteにまとめることでちょうどいいインプットとアウトプット比率になるということが分かりました。なので、次回以降も続けていきたいと思います。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。