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ほとりのごはん

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投稿している手作りごはんをまとめました。
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#農業

晩春の朝ごはん in 島旅農園「ほとり」

4月末や5月は、たまねぎやエンドウ類が美味しくなる時期です! いまウチの畑でも、エンドウ類が旺盛に実をつけています。 一方で、5月は春野菜が終わり始める時期。ほとりではそれを逆に利用して、いま時期だからこその「大根の実」「ネギの蕾」「玉ねぎの葉」などをメニューに盛り込む予定です。 農家が営む宿ならではの素材を「ほとり」でお楽しみくださいね。 ★GWのご予定が決まっていない方は、ぜひ香川の離島まで! 5日と7日なら、まだ空いております!! ※ほとりの食事は法令遵守の観点

かわいいは作れる、タバスコも作れる【唐辛子農家のタバスコ作り】

とはいっても、元からかわいいんですけどね。うちの唐辛子。 というわけで、11月現在、唐辛子・香川本鷹が最も瑞々しく美味しい季節となりました。収穫も頻度が上がってきておる今日この頃です。 さてさて今年も来年に向けて、タバスコを仕込みたい。 赤唐辛子の多くは商品として出荷しているので、青タバスコを作ります。 というわけで出荷しない規格外品を集めてきました。何百本も実をつける唐辛子たちでありますから、中にはあまり大きくならない子たちもいます。ただ味は変わりません。しっかり辛く

唐辛子農家の葉唐辛子みそ

今季より出荷を前提に本格的に栽培をし始めた島の唐辛子・香川本鷹。 ようやく赤く色づき始めてはおりますが、香川本鷹らしい大きな実が少なかったり、成熟するのが遅かったり、完全に唐辛子から洗礼を浴びているそんな毎日です。 収穫がようやく始まったところなのに、何だかすでに来年への反省ばかりが頭によぎります。また業者様にご迷惑をかけ、個人さんへの販売も開始したいなとは思うのもの踏み切れず。 書き始めると後悔と来年への反省ばかりになってしまうので、この辺で。 ただ少ない・遅いなりに、

空芯菜はサツマイモの仲間なんだって

朝晩はずいぶん気温が下がって、秋らしさを感じられるようになってきました。秋と言えば、サツマイモという方も少なくないのでは。 ワイのサツマイモが、、、(紫のやつは赤シソです) せめて大きくなってから食べろとか思っていました。植えていたサツマイモを全部イノシシに掘り返されたので、私の秋は遠のくばかり。 そんなとき、ふと畑に目をやると、見慣れない作物が。 空芯菜(香川ではエンサイなんて呼ばれてもいます)です。7月だったかに種をまいて、あれよあれよと大きくなっていました。 本

採れたてバジルの自家製フォカッチャ

コンビニもスーパーもないような島暮らしでは、案外食べられないものがあります。 パンです。定期的な買い出しで購入することもありますが、たとえば食パンやバケットは案外かさばるので、あまり頻繁には買いません。冷凍できるとはいえ、サイズがね・・・ ただパン好きな私としてはやはりどうしても食べたい。ただ家でパンを焼くとなると二次発酵だとかナントカカントカ言われて面倒くさいの嵐。 そんなとき見つけたこの記事。 紹介されていたのがフォッカチャ?フォッカッチャ?フォカッチャ?です。 家

みょうがとままかりの天ぷら

雨の日は揚げ物の日。 さてさて、私の師匠ご夫妻は本当にいろんな野菜を育てていて、たびたび作物をいただくのですが、、、 今回はみょうがをいただきました。みょうがってスーパーでしかみたことなかったけど、こんなフォルムなのね。 またみょうがは「地下茎」で増える野菜らしく、プランターでも栽培できるそうな。ざっくり言うと地下をズンズン進んで、至る所で芽を出す作物ですね(地下茎で増える作物:じゃがいも、タケノコ、アスパラetc)。 夏の日は特にこのみょうがを素麺やうどんに入れると、涼

人間やめますか?それともフライポやめますか?

「フライドポテト 略し方」で検索と。 ポテト、フラポテなるほどなるほど。 フライポ、、、、?フライされた「ポ」とは、、、? きっと「ポ」を油であげたら、「ボ」になるということですね。 なるほどなるほど。 さて、記事を読みながら、「久しく家でポ揚げてねぇな」と思ったのです。 私の生活の場合、揚げ物は時間がかかるので、畑作業のできない雨の日にしかしません(7月半ばからほぼ丸一月雨が降りませんでした) しかも、近頃は宿泊のお客様もいらっしゃたので、自分のご飯は簡単なもので済ませ

とにかく香川の離島でもQOLを上げたいので、2種類のナスでピリ辛豚南蛮うどんを作る

青雲、それは君がみた光でおなじみのからちゃんだ。 もちろんおなじみなのは日本香堂であって、からちゃんではない。 さて振り返ることまだまだ肌寒い4月末。 通称ぽなちゃんがこんな記事を。青雲のくだりは、いつものぽなさんの掴み風です。さてさて、これ食べてないってQOLダダ下がり説あると思います。 ただ4月って、ナスは旬じゃなかったのです。この時期に流通するのはナス農家がビニールハウスで育ててくれたナス。私の畑はハウス栽培はしていないので、もちろんナスなんてなくて。 じっく

あじの梅煮と間引き菜と

香川の島からめんそ~れ 〜島らっきょうが獲れました〜

沖縄そばではなく、うどんだらけの香川県。 収穫できました。島らっきょう。島らっきょうをまさか自分で収穫する日が来るとは思わなんだ。 さかのぼること昨年8月。この島らっきょうは香川県三豊市の農家さんから分けてもらった種球から「分結」して今に至ります。たしか畑に植えたのは昨年9月頃なので、収穫までにかれこれ8か月くらいかかりました。 三豊で見せてもらった種球。ここから4つほど分けてくださいました。 分結で増える作物として身近なのはらっきょう以外で言うと、ニラやニンニクでし

よもぎのジェノベーゼ風パスタ

農業を始めたおかげで、ずいぶんと雑草に詳しくなりました。私の畑は一部の雑草を残したり、刈った雑草を積み重ねたりと雑草となるべく共生したいと思いながらし野菜づくりをしています。 さて、よもぎは言わずと知れた食べられる雑草です。ただよもぎは作物によっては相性が悪かったり、根から増えていく宿根性によって畑を制圧しようとします。 というわけで、多くの場合は見かけたら取り除くわけです。ただ現在の季節は春。新芽はきっと柔らかくて美味しいのではないか。 畑作業のあと、夜な夜なよもぎを

色んな意味でほろ苦い「菜の花パスタ」ができるまで

今回は結果から。おかげさまで美味ししくできました。梅干しとバターがこんなに合うとは露知らず。菜の花のほのかな苦みには春を感じずにはいられません。レシピは中嶋るかくさんのnoteからぜひ。 さて、今回はパスタを作るまでの話です。 ーーー 今年は秋ごろからカブを長らく栽培してきました。とはいえ、あまり思うようには売れず、殊赤カブにおいてはほとんどが売れ残り、以下のように。 2月も終盤に入って気温が上がり始めると、あっという間にお花畑になってしまいました。遠目で眺めてい

【香川本鷹を中華のアクセントに】 輪切りの香川本鷹を春巻や餃子の餡と共に。 サッパリとした唐辛子の香りで、ビールの進み具合が2倍増し☀ 来夏の収穫を今のうちから宣伝しております! ※揚げ焼きを試みると、春巻の皮が反抗期に突入しました。赤いのが香川本鷹、緑は畑の水菜。

【収穫後30分】水菜の和風スパゲティ(水菜と大根。実は、、、)