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ほとりのごはん

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投稿している手作りごはんをまとめました。
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#食

香川での離島生活を諦めかけた私を救ってくれた自家製レバーペースト

香川の離島に移住して丸2年近く、危うく島から飛び出そうになりました。(ちなみに私が暮らす香川県丸亀市「さぬき広島」には20代は私含めて2名、30代も5名しかいません。人口の90パー近くが70~80歳以上です)。 首の皮一枚がはがれそう、なんなら引っ越し用の段ボールを用意しようかとしていたそのとき。思い出した! やばい、モテそう。もう少しだけ、離島でも勝負してみようかな・・・ というわけで、場所という圧倒的不利を覆すためのレバーペーストづくり、はじまります! えっ?場所の

カサゴとメバルの唐揚げ【釣り上げ後1時間な島料理】

ひっさしぶりに料理の記事です。 最後にいつ書いたか思い出せないくらい・・・。 しかもこんな記事を投稿しといて、翌日料理記事を投稿するという。 閑話休題。 最近農閑期に入ったこともあり、釣りを始めました。島に移住して2年弱になりますが、ようやく重い腰が上がったというか。 というのも、先日ウチのお客さんにと島民の方がカサゴを差し入れくださいまして、煮付けてお出しするととても評判が良く・・・ こりゃ農家の私とはいえ、「こんなに喜んでくれるなら、俺も魚釣りたいな」と思ったのです

唐辛子農家の葉唐辛子みそ

今季より出荷を前提に本格的に栽培をし始めた島の唐辛子・香川本鷹。 ようやく赤く色づき始めてはおりますが、香川本鷹らしい大きな実が少なかったり、成熟するのが遅かったり、完全に唐辛子から洗礼を浴びているそんな毎日です。 収穫がようやく始まったところなのに、何だかすでに来年への反省ばかりが頭によぎります。また業者様にご迷惑をかけ、個人さんへの販売も開始したいなとは思うのもの踏み切れず。 書き始めると後悔と来年への反省ばかりになってしまうので、この辺で。 ただ少ない・遅いなりに、

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イタリアンパセリのペペロンチーノ

トルコのピザは舟形でして

トルコにもピザ、いいえ「ピデ」がございまして。トルコでピザを食べるってあんまりトルコ旅行としてはイメージが湧かないかもしれませんが、トルコにもピザ屋が数多くあります。しかも本格的な窯焼きだったりもして、ぜひトルコに行かれた際には立ち寄ってみてほしいところです。 さてさて家でもトルコ料理を真似しようと試みている2021年。フォロワーさんからオーブントースターでピザを作ると美味しいとのアドバイスをいただいて、週に一回程度ピザづくりに勤しんでおります。 レシピはこちらから 材

香川の島からめんそ~れ 〜島らっきょうが獲れました〜

沖縄そばではなく、うどんだらけの香川県。 収穫できました。島らっきょう。島らっきょうをまさか自分で収穫する日が来るとは思わなんだ。 さかのぼること昨年8月。この島らっきょうは香川県三豊市の農家さんから分けてもらった種球から「分結」して今に至ります。たしか畑に植えたのは昨年9月頃なので、収穫までにかれこれ8か月くらいかかりました。 三豊で見せてもらった種球。ここから4つほど分けてくださいました。 分結で増える作物として身近なのはらっきょう以外で言うと、ニラやニンニクでし

採れたてイタドリのペペロンチーノ

ちょっと前の話ですが、畑作業も本格化してきた3月後半。 畑に行くと隣の土地に見たこともない植物が現れました。しかも、とんでもない速度で成長してる。 独特の赤い色合い。おどろおどろしい。 というわけでこんなときは「PlantNet」というアプリを使います! こんな感じで写真を撮ったら教えてくれるんです イタドリ?どっかで聞いたことあるような、、、 たしか食えるんじゃないか!? 食への探究心が刺激されまして、 やったぜ。思いの外パキパキ簡単に折れました。ここからはネット

〈トルコ料理〉ナスのドルマ

ドルマとはトルコ語で「詰める」という意味。ナス・ピーマン・ズッキーニをくりぬいてそこに米やひき肉を詰めてトマト味で煮ていきます。 今回は「日本トルコ協会」のレシピをできる範囲で真似して、昔トルコの友人に教えてもらった調理法を思い出すことにしました。 ※我が家には合いびき肉しかなかったです・・・ムスリム国家のトルコでは豚肉は手に入らないのですが ※我が家にミントとパセリがなかったので、今回はオレガノとタイムで代用しています。よくよく考えればミントくらいその辺に生えてた・・・

色んな意味でほろ苦い「菜の花パスタ」ができるまで

今回は結果から。おかげさまで美味ししくできました。梅干しとバターがこんなに合うとは露知らず。菜の花のほのかな苦みには春を感じずにはいられません。レシピは中嶋るかくさんのnoteからぜひ。 さて、今回はパスタを作るまでの話です。 ーーー 今年は秋ごろからカブを長らく栽培してきました。とはいえ、あまり思うようには売れず、殊赤カブにおいてはほとんどが売れ残り、以下のように。 2月も終盤に入って気温が上がり始めると、あっという間にお花畑になってしまいました。遠目で眺めてい