執事カフェに行った話

 ※初めてこういったものを書くため、拙い、わかりにくい部分があります。ご容赦ください。


 執事カフェ、執事喫茶なるものをご存知だろうか。

 ざっくり言うと燕尾服を着た男たちにえいやそいやとお世話されたりする飲食店である。一度”ご帰宅”すれば、誰でもどこぞの富豪のお嬢様か御坊ちゃまになれちゃうってわけ。

 正直そんなのがあるなんて最近まで全然知らなかった。まぁメイドカフェとかニンジャカフェとかカワウソカフェとかもあるからあってもおかしくないか。ちなみになんで知ったかっていうと、リア友がどハマりしており、其奴にLINE等でその魅力を語られているうちにこちらも興味が湧いてきちゃったという経緯がある。

 というわけで行ってきました執事カフェ。

 今回、コロナ禍の中で都心に出向き執事カフェに行きました。コロナ禍の中軽率に外出することは、自分もコロナウィルスを広めてしまう助けをしてしまう恐れがあります。にもかかわらず娯楽のために外出するという自分本位な行動をし、本当に申し訳ないです。

 さて、メンツは私含め魅力を語ってきたお友達(以下Aさん)、3人で遊びたいという嬉しい思いを抱え来てくれたお友達(以下Bさん)の3人で突撃したわけであります。予約必須なのかな?多分予約必須なので行くときはご注意してください。今回はAさんが予約もしてくれて、待ち合わせ場所と時刻も決めてくれました。何もかも任せっぱなしだが、私とBさんは新米お嬢様なのでここは任せておいた。ありがとうAさん。

 行く前にLINEで軽く打ち合わせみたいなことをした。というのも執事カフェにはAさんの「推し」がいるらしく、その方もいるので絶対粗相は許されないらしかった。Aさんからお下劣な話はNG、「推し」の前でAさんの評判を落とすような言動をした場合コ○スなどの注意事項を受けた。なるほど命を落とす可能性もあるくらいお上品な場所なのか。これは気を引き締めて行かなければならない。

 待ち合わせは某池袋駅東口フクロウ的な銅像の前。私とBさんは待ち合わせの時刻10分前に到着し、パルコで涼む。Aさん待ち合わせ時刻1分前に駅のホーム到着。それ間に合ってねえ。

 無事Aさんとも合流でき、3人仲良く向かった。キッツイ日差しだった。本当にこんがり焼かれて食べられるかと思った。10分くらいしか歩いてないのに滝が汗のように出た。着く前から暑さでHPを半分くらい削られた気がする。そのまま滝だくの状態でついてしまった。このベタベタ具合でもお嬢様になれるのだろうかと若干不安になった。

 普通のカフェみたいなもんかなと思っていたらなんと階段を降りた地下に入り口があった。はぇ〜すっごい。我々は降りきってすぐのところにアルコール消毒が合ったのでワンプッシュ頂戴した。と思ったら入り口にいた。燕尾服を来た男が。マスクしてる。当たり前か。生まれて初めて「おかえりなさいませ」を言われながら出迎えられた。なんともうここからお嬢様か、気を引き締めなくては。やはりこのご時世だからか、体温計測とアルコールはマストらしく、素早く行われた。1分間で2回もアルコールしちゃった。重要よね。

 入り口から入ると、通路が数メートルあり、奥に扉があった。あの扉の奥がおもてなしされる部屋なんだろうな。我々は一旦通路のソファーで数分待った。その間にAさんとBさんは写真を撮りまくってた。私はそれを見てた。撮ればよかった。

 数分待ったのち、案内もらえるらしく、通路の奥の扉の向こう側に通された。この扉の先からは電子機器厳禁であったので、本当に記憶のみを頼りに記述していく。

 扉を抜けるとドアマンにまず荷物を回収された。その次に電子機器が使用不可である説明を受けた。そしていよいよ我々のテーブルをお世話してくれる担当の執事の登場である。担当執事は完全にランダムらしい。いや、本当は違うかも。多分ランダムです。わかりません。すみません。今回担当してくださった執事Cさんはなかなか親しみやすく、気さくそうな方である。

 紹介、注意事項もそこそこに席に案内される。我々は3名のお嬢様sなので、一番奥のちょっとカーブしてる豪華なソファ席に通された。そして、執事Cさんが荷物を返してくれたりナプキンを敷いてくれたりするのだが、このあたりで私は自分が「ド陰キャ」であることを思い出した。

長くなっちゃったので一度切ります。 

 

この記事が参加している募集