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新月・満月のホロスコープ解説でほともこが「ハウス」を使わない理由


3月25日夜に配信した
インスタライブでは
3/25月蝕の解説をさせていただきました。

このライブの中でもお話ししたのですが
ほともこは、新月や満月など
トランシットのホロスコープを
ブログやメルマガで一般向けに解説するときに
「ハウス」を使いません。

理由は、東京で作ったホロスコープで
ハウスを含めて読むと
日本でしか使えないアドバイスになるからです。


国が違うとハウスが全く変わる

たとえば。
3/25 天秤座5度での月蝕のホロスコープ

天秤座5度代の月蝕が1ハウスだから、、、
という解説が多かったと思います。

東京は、月蝕は1ハウス

他の国では天秤座5度の月蝕が
どのハウスでおきたかを
比べてみましょう。

バンコクは、月蝕は3ハウス

ロサンジェルスは、月蝕は10ハウス

ロンドンは、月蝕は6ハウス

国が変わると
同じ瞬間のホロスコープでも
ハウスがこれだけ変わるんですね。

ほともこのお客様や読者の方は
海外にお住まいの方も少なくないので

全体向けにトランジットの
ホロスコープアドバイスをするときは
どの国にいても使えるように
ハウスを使わずに
サイン、アスペクト、支配星の流れや
過去と未来の繋がりで読んでいきます。

なので、
新月、満月、蝕の解説をなさっている
記事をご覧になるときに
ハウスの解説があるときは、
そのホロスコープの場所と
同じ国にお住まいの方に
有効なアドバイスである

ことは覚えておいてください。

ですが、東西の距離でハウスは変わるので
同じ国でもアメリカくらい大きいと
西海岸と東海岸ではハウスが全く変わります。

ニューヨークは、月蝕が8~9ハウス

上記のロサンジェルスは
月蝕が10ハウスだったので
同じ国でもハウスがこれだけ変わるんです。

マンデン図を読まない理由


これは、ほともこが
社会情勢予測をするときに
一般的に使われる
マンデン図を使わない理由にもつながります。

マンデン図はハウスが
かなり重要になりますから
アドバイスが適用てきる場所が限られる。

なによりも。
マンデン図を読まない最大の理由は
壮大すぎて、予測はできても
具体的なアドバイスができない、
ほともこの知識、能力を超えている
というのが大きいです。

マンデン図は主にある国を主として
ホロスコープを作成し
政治経済、株価、災害、外交、気象等を
予測する技法ですが

ほともこは、それらに対しての
対応策を提案する術を
持ち合わせていません。

戦争が、食糧難が、海運が、、、
と予測できても
アドバイスができない。
これは私の限界でもあります。

金融や外交に詳しい方ならここから
具体的アドバイスを
伝えることはできるでしょうが
ほともこはその知識を持ち合わせていません。

予測するならアドバイスをする


ほともこは占星術師として
自分に課しているのは
未来を予測するなら
アドバイスとして具体的対応策を提案すること。

予測だけして不安をあおるような
ホロスコープの読みをすることはしないと
決めています。

【重要】
マンデン図を読む方にはその方の役割がありますので
それを否定しているわけではありません。
予測だけを求められる場合も占い師は多々あります。

占いは、読み手がそのつもりがなくても
受け手の心を変化させるだけの力があるものです。

たとえば、メディアの月間星占いで
事故に気をつけましょう!
口論に注意!とだけ書かれても
じゃあ、それを避けるためにどうしたらいいの?
と思いませんか。

少なくとも私自身はそう思ってきたし
占い・スピリチュアル依存だった時期は
言いっぱなしの占いによる予測に
不安をあおられるだけで
得られるものがなかった。

【注意】
紙媒体だと文字数が限られていたり
編集者の意向もあるので
執筆した先生が無責任ということではありません。

予測するなら、具体策を提案する。
ほともこがプロの占星術師として
近年、自分に課していることです。

だから、自分ができる範囲のことしか
やりません。出来ません。

※過去の記事では
予測しっぱなしだけの記事も
あると思います。

ですが、言うまでもなく
他の先生方はこの責任を負っていません。
ほともこ勝手に負っている責任です。
個人的なスタンスです

その結果うまれたのが
木星・土星を主として
天体が運行するサインの性質から
流行と社会情勢の予測をするものです。
このレベルならば、天体のエネルギーを
どうしたら発展的に活用できるか
ということが、私でも伝えることができる。


また、ハウスを使わずに
サイン、天体、アスペクト、支配星の流れだけで
読むことを課してきたから

今のホロスコープが
過去のいつと繋がりがあり
未来のどこにむかっていくか、という
過去・現在・未来の関連を解説する
つながりが分かる解説を提供することに
つながりましたし

それがほともこの占星術解説の
わかりやすさと実用性に
つながっているとも思います。

さらに、実際にセッション等では
出生時間が分からない方もいらっしゃるので
そういうときに
お客様にも満足&納得していただけるレベルで
ホロスコープを読み切るトレーニングとして
普段から、新月、満月、蝕の
解説をお伝えしています。

アスリートが日々、体を鍛えること
画家が日々、スケッチするように
ホロスコープの情報を
使える情報として言語化するには
日々、トレーニングが必要なのです。

占星術をさらっと活用する講座準備中です


ホロスコープの言語化トレーニングまで
含めて占星術を学ぶ講座が
以前開催していた
4時間×7回で
ホロスコープを読むための基礎力を養成する
西洋占星術講座基礎編。

この講座は、生徒さんだけでなく
主催者の私もハードなので
今は開催をしていません。

ですが、占星術をほともこから学びたい
というリクエストはいただきますので

日々の新月、満月の自分への
影響をさらっと確認したり
世の中のホロスコープ情報から

自分に合うもの
実用できるものを見つけられる
占星術へのリテラシー
つまり、活用するための力を高めるための
基礎知識を学ぶ講座を4月から開講します。

インスタライブとZOOMをくみあわせた
開催形式を予定しています。

詳細は3月26日中に公開を目指していますが
いち早く情報を手に入れたい方は
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