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弘法大師空海は真言密教8番目の伝承者。2系統の流れがある。

弘法大師空海は真言密教8番目の伝承者です。

真言密教は一子相伝で伝えられるのですが、実はこの伝承には2つの系統があります。

それぞれ、「伝持の八祖」と「付法の八祖」と呼ばれます。

伝持の八祖
人間の世界で真言密教の教えを守ってきた8人

第1祖 龍猛菩薩(りゅうみょう)
第2祖 龍智菩薩(りゅうち)
第3祖 金剛智三蔵(こんごうち)
第4祖 不空三蔵(ふくう)
第5祖 善無畏三蔵(ぜんむい)※
第6祖 一行阿闍梨(いちぎょう)※
第7祖 恵果阿闍梨(けいか)
第8祖 弘法大師(こうぼう)

付法の八祖
教えの潮流としての正当な継承者の流れ

第1祖 大日如来(だいにち)
第2祖 金剛薩埵(こんごうさつた)
第3祖 龍猛菩薩(りゅうみょう)
第4祖 龍智菩薩(りゅうち)
第5祖 金剛智三蔵(こんごうち)
第6祖 不空三蔵(ふくう)
第7祖 恵果阿闍梨(けいか)
第8祖 弘法大師(こうぼう)

この2つは競合するものではなく、それぞれ補完されるものです。

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(出典:http://piicats.net/1480602536_3.jpg)

空海が唐から高野山に投げた三鈷杵は、恵果和尚から引き継がれたものと言われている。

中国の海岸線から三鈷杵を投げ、高野山の松の木に引っかかった伝説があります。

実はその三鈷杵は一子相伝で引き継がれる三鈷杵として恵果和尚から頂いたものだと言われています。

なんとも大胆といいますか、、、

PS.
高野山法徳堂でも三鈷杵をご入用の方は、ご検討ください😊

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